PayPayの百億円祭りを皮切りにLINEPayやその他様々なQRコードの決済サービスが誕生しておりまして、消費者としては一体どれを使えばよいのか、とりあえずサービス期間だけでも使ってしまおうなど様々な目論見がある中、やはりこの手のサービスが乱立するとめんどくさい。統一して欲しいという意見があるわけです。しかしようやく統一しそうです。


JPQRとは




さて今話題となっておりますのはJPQR。おいおいPayPayやらLINEPayやら色々乱立しすぎている中、また出るのかよと思うかもしれませんが、そうではなくそれらをまとめたサービスがJPQRというわけで、これ一つ入れておけば、決済時に色々手間かかることはなく、サクッと何も考えずにPayできるわけです。


つまり、いろいろ乱立しているからまとめてくれよ→もうやってる。


ということで総務省が主体となって既に動き出していたようです。


「モバイル決済モデル推進事業」の実証で用いる利用者提示型コード決済における統一バーコード(JPQR)への切替目標日時の決定

http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin01_02000279.html


PayPayも参加




その中になんとあの話題となったPayPayも参加しているということなので、既にポイントを持っている方も、JPQRをいれておけば、これで安心というわけです。


現時点では岩手県、長野県、和歌山県、福岡県の全域にて今年の8月1日から来年1月31日まで検証実験が行われ、決済事業者はPayPay、Origami、LINE Pay、メルペイ、NTTドコモ、KDDI株式会社、福岡銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行などです。


いずれにせよJPQRに統一され、参加されている企業はそれにぶら下がれば、継続的にマージンが取れるということでしょうけど


ははーん。


どうやらこれは予め総務省の動きを察知し、早めに各社QRコード決済を立ち上げ、参加できるよう急いで下準備していた感がありますね。そして総務省主体となれば、もはや国を挙げての国家プロジェクト。廃れるわけには行かず、参加している企業としては半永久的にマージンが入ってくるといういわば「キャッシュレス税」の旨味があるわけです。


この時点で参加できていない業者は本当に悔しい限りです。ということで、今後JPQRがどれほど普及するのか、注目したいところです。

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 PayPayも参加!やったー◯◯Pay系が「JPQR」に統一の動き!総務省主導