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ジェンガといえば、子供から大人まで楽しめる立体パズルではありますが、あのパズルはいかに本体を揺らさず、安定感を保ってピースを抜くかが肝となってきます。従って攻略としては安定感がある安全性高い場所を見つける、もしくは、そこを抜いたら絶対に倒れるだろうというところをあえて抜いて相手を困らせるか、どちらかですがこんなロボットが登場してしまいました。
こちらは、マサチューセッツ工科大学が開発した「ジェンガ攻略ロボット」です。おいおい、パズルをロボットにやらせちゃ、チート過ぎるだろうと思うのかもしれませんが、チートかどうかはさておき、このロボットかなり巧妙であります。
まずカメラで、視覚的・触覚的な情報をシステムに取り込み、その測定値と以前行っていたデータと突き合わせ、いかにタワーが崩れない場所を探すし出すかと言うのを瞬時に計測するようです。
Alberto Rodriguez教授によると、視覚だけでなく物理的な情報をすばやく収集できるかどうかという点がこだわりであるということですが、確かにデジタルデータではなく実際にある物体から安全性高い場所を見つけ出すというのは、色々なシーンに役立ちそうですね。例えば災害時の救出などで、安全性高い場所の土砂を除去する方法など。
とはいえ、こんな機械がどんどん進化していけばいつか人間は完全にジェンガをすることを辞めてしまうでしょう。なにせ機械には勝てない。
北朝鮮が太陽に着陸し黒点のサンプルも持ち帰るというニュースも話題となりましたが
ジェンガ業界にとってはかなり驚異のロボットです。
掲載元
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-6649457/Scientists-created-robot-play-JENGA.html