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「アメリカの給料をもらい、中国人のコックを雇い、イギリスの家に住み、日本人の妻を持つことが幸福」という格言がありますが、中華料理って本当に大体のお店でハズレが無いので最高ですよね。いつか本場で食べてみたいものです。そんな中華料理の中に「炒青菜」というシェフの気まぐれ料理的要素があるという話から鋭い心理に辿り着いたツイートが話題になっていました。
中国では「炒青菜」と呼ばれる葉っぱ炒め(頼んでみなきゃ何の葉っぱかわからないシェフの気まぐれ料理)があるんだけど、これを食べてたらどんな葉っぱでも大体にんにくと塩で炒めればおいしいという真理に気付いてしまって日本でも毎日のように作ってしまう。使いどころわからないものも炒めれば解決 pic.twitter.com/aHwdpLl3y2
— よねはらうさこ (@yoneharausako) February 19, 2020
投稿者さんはこの季節ならではの「菜の花」の炒め物を作っていたようですが、元々炒青菜という料理は「頼んでみなければ何の葉っぱかわからない、シェフの気まぐれ料理」的なモノらしいので、という事はなんでもウマいのでは?という説を打ち立てていました。でもきっと合わない青菜もあるだろうという事で、いくつか葉っぱを買ってきて、実際に作ってみました。
使った材料
チンゲンサイ
水菜
きゅうり
春菊
ニンニク
ごま油
塩
さあ、という事でスーパーで材料を買ってきました。まずは味の要「にんにく」。
中華料理にはかかせない油。多めに入れると美味しいし中華っぽくなるという反応もあったので、ごま油も買ってきた。
大正義チンゲンサイ。中華の葉っぱと言えばコレのイメージ。コレは絶対美味い!大本命。
水っぽくてシャキっとした水菜。あまり合わなさそうな気もするがどうか。
この記事の打ち合わせで「絶対合わなさそうな葉っぱってどれでしょう?」と聞いたら太鼓判を押された春菊。ちなみに筆者は大好物。だけど、炒め物には合わなさそうな香りがプンプンするぜ...
これも満場一致で合わないだろうと予想されたきゅうり。正直一ミリも期待してません。大穴です。
秒刊に何度か登場している、家の死んでるフライパンです。なんでもこびりつくことで有名です。まずフライパンに油を垂らし、温めましょう。
その間に葉っぱたちを切っていって...
ごま油も入れてニンニクを炒めて、その後に葉っぱも一緒に炒めれば...
バキバキに旨そうな青菜炒めが出来てしまいました。正直料理下手な筆者にとっては会心の出来です。
まずは大本命、チンゲンサイから行きました。当然ながら相性◎。滅茶苦茶美味いです。ウェイパーとか欲しい。
PCに油が垂れてちゃいましたが、水菜です。期待度は50%といったところでしょうか。味はというと...滅茶苦茶美味いです。普通にチンゲンサイと遜色ない。なんと...
打ち合わせで「絶対美味いわけない」というレッテルを張られた春菊。ニンニクとの相性が気になります。実際期待値は30%くらいです。が、これが美味い...なんだなんだ?うそでしょ?
どん尻に控えしは、大トリのきゅうり!期待値は1%くらい。こんな水っぽくて栄養が無いことでギネスに載るような3流野菜が美味しいはずありません。30円くらいだったし。こんな値段で美味かったら超お得じゃん...と思ったら、これが超美味いんです。ズッキーニみたいな美味しさ。なんならマジで一番美味しいかも!?お酒にもお米にも合いそうなこのお味...ほんとにおススメですこれ。
というワケで結果発表。
さて今回炒青菜で一番美味しかったのは...ド本命のチンゲンサイではなく、きゅうりでした!意外にも程がありますが、マジです。(あくまで個人の見解です)。そして、合わないだろうと思っていた野菜の数々も全部もれなく美味かったので、ニンニクと塩で葉っぱを炒めたら何でも美味い説は、事実でした。
こちらの記事と合わせて、本当におススメしたい滅茶苦茶簡単で美味い食べ物として殿堂入りです。
画像掲載元:秒刊サンデー