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道端に椅子を置いておいたらどうなるでしょう。当然ながら持ち主が不明であればごみの不法投棄とみなされてしまいます。今回話題になっていた椅子も、見た限りでは単なるごみの不法投棄なのかと思ってしまう案件なのですが、その椅子には実は一人のご老人の日々のお悩みを解決したいという切なる思いが秘められていたのです。
捨て椅子かと思って近づいたら、80才のお婆さんの切実な思いが綴られていた。 pic.twitter.com/PlYXSKUk7D
— スミマサノリ (@sumimachine) November 28, 2020
青学前にはイスが有ります。二丁目にないので、80歳の私バスをを待つ間使わせてください
その無造作に置かれていたイスは捨てられていたわけではなく、バスを待っている間立っているのが辛いという80歳のご老人の事情があったわけなんですね。しかし、実際に路上に私物の椅子を置いておいたら撤去されるのは仕方ありません。どちらの言い分もわかるだけに、中々解決が難しそうな問題です。
視覚障害者からしては相当迷惑なものだし、しかしこの年寄りからすると椅子がないことが相当苦痛なことなんだということはわかる。
どうにかできないものだろうか。 https://t.co/xAN3I3OlsT— 藤﨑ひがな (@Higana_Himaseka) November 29, 2020
80歳の方が立ってバスを待っているということはきっととても苦痛なのでしょう。しかし視覚障害者の方にとっては、突然置いてあるイスなど邪魔以外の何物でもありません。そういった想像力が世の中を良くしていったのだと思います。どうにか落としどころを見つけてほしいものです。
地方だとよくある光景だけど、都だと厳しいんだろうなあ。。 https://t.co/2PoNk0NNiz
— さ。 (@sermal30) November 29, 2020
地方だと許されるというわけではないでしょうが、確かに人口の多さや路上の広さ的にも多めに見てもらえることもあるのでしょう。
涙腺崩壊といえば、大好きな人が帰ってきた時の猫の健気さが胸を打つ話題もありましたが、都内で椅子がおいてあれば様々な人が邪魔に思うのは必然。それでもどうにかご老人も快適にバスを待てるように落としどころを見つけてほしものです。
画像掲載元:ぱくたそ