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GoogleMAP上に破産者の個人情報を可視化させていく「破産者マップ」ですが、その反響はあまりに大きく、そして今度は個人情報だけでなくそれを悪用し始めるという問題が発生しているようです。被害者は架空請求をうけ、金銭を支払うように促されるようです。はたしてどうなってしまうのでしょうか。
破産者マップとは、官報に掲載されている「自己破産者」をGoogleMAPで見やすく可視化させたもので、現在「個人情報保護違反」などとネットで炎上しているサイトです。
破産者の情報削除に金銭要求しないと謳っておいてAmazonギフト券要求したって本当ですか?金銭でなく金券だから良いって小学生以下の言い訳は要らないので真摯な御回答を御願い申し上げます。
— Coronach (@NeueCoronach) March 18, 2019
さて問題が起きているのは削除要求に対する金品の要求です。マップに掲載されている情報を削除するためには無料で対応するとのことですが、どうやら一部ではアマゾンギフト券などを要求されたという噂も。
更に管理人によればお金を請求された方へのアナウンスも。
お金を請求受けたという方へ。絶対払わないでください。被害報告が私のところに報告されています。当初から予想されていたとはいえ、支払わず、無視してください。
— 破産者マップ (@WMGjqEkelvEtglX) March 18, 2019
これが事実であれば、例えば破産者マップを悪用し、破産したものに対し「お金を請求」するというとんでもない被害が発生している事が考えられます。請求を受けたという破産者は、既に破産しているのですが、身に覚えのない請求に「またか」と内心不安になり正常な判断ができなくなっている可能性もあり、そこに漬け込む悪い輩の手口が横行。
管理人は「当初から予想されていた」と嘆いているようですが、この被害は今後更に拡大していく恐れがあります。
つまり「破産者マップ詐欺」が横行し始め、これはある意味終わりの始まりなのかもしれません。
経過報告させていただきます。管轄の警察に改めて相談しましたら、すでに相当数の相談が全国の警察に寄せられており、都道府県単位ではなく全国足並みを揃えて警察が動いているとのこと。どの罪状に当てはまるか検討、確認を行っているとのことでした。皆さん相談なさっているようで頼もしいです。
— みかん@気ままにアカ (@iNSUhKCOVOGHuhK) March 18, 2019
警察にも徐々に相談が増えているとのことで、今後ますます大きな問題となっていくことが予想されます。
いろいろな事情で現在サイトは破綻している破産者マップ
いずれにせよ、このようなサイトの被害にあうことはよろしくないことですので、あまり利用しないように心がけるのが良いのかもしれません。