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様々なキャンペーンを展開、そのほとんどで行列が出来たり転売の温床となってしまっている、ちいかわ。ガシャポンは大量に出回ることもあり、比較的買い占めなどといったトラブルは少ないのですが……一部店舗では不正とまではいかないまでも、出るカプセルを操作しているのではないかというタレコミがありました。その内容とは……?
念のためお伝えしておきますが、販売元メーカーには一切の非はありません。また、今回タレコミがあった店舗に関しても「偶然」であった可能性があるため、また撮影禁止ということもあったので、言葉での説明になることを予めご了承ください。
意図的にカプセルの入れ方を変えると、お店にとって有利になるという話。今回は「ちいかわヴィネットふれんず2」を購入してみました。
この商品は単純に1種25%の排出率なので、何も手を加えなければ大幅にダブる可能性は少ないはず。マシンはほぼ満タンの状態でしたが……筆者は「ちいかわ」と「シーサー」を6連続で引きました。
カプセルがすべて揃った状態で6連続で「ちいかわ」or「シーサー」を引く確率は、単純計算で1/64となります。(引いたカプセルを戻すわけではないので、実際はもっと低確率です)
デジタルならいざしらず、アナログでガチャマシンに詰めているので、ほぼ満タン状態で特定のモノが出続けるというのは確率以上に考えにくいんですよ。カプセルの色で中身がわかるので、普通に考えれば偏らないように入れますからね。
では、なぜこのようなことが起きるかというと……。
「ちいかわ」と「シーサー」がお好きな方には本当に申し訳ないのですが、この商品に関しては「ハチワレ」と「うさぎ」の人気が高く、フリマアプリでもお値段が高めに設定されることが多いんです。
そのため、ガチャマシンの上の方に「相場が高い」キャラクターを入れておけば「そのキャラが出るまで回す」「残るのが人気キャラだと完売まで容易い」ということが考えられます。もちろん、こんなことをするのはごく一部の店舗だけだと思いますけれど。
上記の件についてバンダイさんに聞いてみると「そのようなことは確認していないので、なんともお答えしかねます」とのことでした。しかし「ガチャポンによっては、カプセルの色で中身が判別できないようなものもございます」という回答もいただきました。
実際に現在発売中の「ちいかわ みんなでもぐもぐパーティ2」のカプセルは、パープル一色になっています。これだとパッと見ただけでは、中身に何が入っているの認識することが出来ません。(こちらは先程の店舗ではありません)
実は、穴からよーく見ると判別可能ではありますが、マシンに入っている状態ではほぼ不可能。これなら、お店の人が販売順を操作する意味は全くありません。そもそもこのタイプだと、カプセルを開けて中身を確認することも可能ではありますので。
最近は高額商品を中心に、カプセルを開けないと中身を見られないカプセルトイが増えてきました。売れ残りのリスクを減らすためということであれば、この方法は理にかなっているのかなと。
source:プレミアムバンダイ