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あなたは古くなってしまったシャツ類や布類をどのようにして処理をしていますか。今回はそんな古着や古布のライフハックな活用法をご紹介したいと思います。調理後のフライパンや鍋、食器に付いた油類は洗剤を使ってもなかなかスッキリと洗い落とせません。頑固な油汚れは二度洗いが必要なこともあります。そんな油汚れをスッキリと落としてしまうライフハックがあるのです。
古着や古布はウエス(使い捨て雑巾)にすることができます。ウエスにするまでに少し手間がかかりますが、使って見るとその便利さを実感でき、もう古着や古布を簡単に捨てようとは思えなくなってしまいます。
古着は縫い目に沿って、袖・身頃に切り分けました。手拭いは下の写真のように切りました。縫い目の部分は固くてハサミで切っていると手が痛くなりましたが、使うときの便利さを考えたら我慢できます。
切る時に切りくずが出てくるので新聞紙を敷いて作業をしました。切り終えるとこんな感じになりました。右下に見えているのは硬くてウエスには適さない部分です。これは下準備です。これから、この布を好みの大きさに切っていきます。
大まかに切ったそれぞれの部分を、ウエスとして「ちょっと使いに適する大きさ」に切っていきます。「ちょっと使いに適する大きさ」というのは、使う人が使いやすい大きさのことです。
下の写真では切った布をたたんでいます。2枚のシャツと2枚の手拭いはこんな量のウエスになりました。
出来上がったウエスは、スーパーでイチゴなどが入っている透明ケースに入れておくと、必要な時にすぐに取り出して使うことができて便利です。すぐに使わない分はジップロックなどに入れておくとかさばらなくて便利です。
では、出来上がったウエスを実際に使って見ましょう。
油を使った料理の場合、食器にはこんな油汚れが残ってしまいます。皆さんはこんな風になった食器をどのように洗っていますか。
そのまま洗剤をつけて洗い流す、キッチンペーパーやティッシュペーパーで油を拭き取ってから洗うなど、いくつかの方法が考えられますが、この時にウエスがその威力を発揮します。
出来上がったウエスで食器を拭いてみましょう。
ウエスが油汚れを吸収しています。ウエスで拭いた部分の食器からは油汚れがスッキリと取れています。同じ要領で食器全体の油汚れを取って見ましょう。
たった1枚のウエスで、油汚れはしっかりと拭き取ることができました。こんな風に油汚れが取れてしまうと、食器洗いが劇的に楽になります。二度洗いをしなくてもスッキリ爽やかな食器に戻ります。油汚れを流してしまうこともないので、環境にも優しくパイプ汚れも軽減できます。
たたんであったウエスを開いてみました。油がしみ込んでいるのがわかります。
ウエスの活用場面は油汚れの掃除だけではありません。身の回りのちょっとしたところや、ふと目にとまったところなど、気付いたらサッと取り出して簡単に汚れを取ってしまうことができます。使った後はそのまま捨てることができます。
ドアのさんの埃は、意外と見落としていないでしょうか。気付いたときにサッと人拭きすると...。
アラ、こんなに埃がたまっていました。この埃も一瞬で取れてしまいました。
ウエスが完成するまでには少しばかり手間がかかります。でも、出来上がったウエスを使ってみると、もう手間がかかるから面倒くさそうなんて思えなくなるかもしれません。捨てようと思っている古着や古布を持っている方はウエスを作って見ませんか。
生活の中にある数多くのライフハックの中には、知らないと損する「ジップロック」の意外な利用方法! というものもありました。