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5月28日、スクウェア・エニックスによりドラゴンクエスト(ドラクエ)の新作が発表されました。その中でナンバリングの最新作「ドラゴンクエスト12」の発表もされたことで、あのワクワクと感動がまた蘇る人も多いかと思います。そんななか、気になる作品が1つ発表されております。「HD-2D版 ドラゴンクエストIII」です。
HD-2D版 ドラゴンクエストIIIとは、映像を見ていただければ分かる通り「ドラクエ3」のリメイクです。
ドラクエ3は、1988年2月10日に発売されたファミリーコンピュータのRPGゲーム。ドラクエ1・2・3三部作として人気の高いシリーズ完結編。
その後、リメイクとして1996年にスーパーファミコン、2000年にゲームボーイ、2017年にはPlayStation 4でもリメイク。
数々のハードでリメイクされている。つまりドラクエ史上最も人気の高い作品。
しかし、今回最新版リメイクは、最新ハードでバッキバキの3Dアニメーション…ではなく、昔懐かしいドット絵と3Dの融合。ドラクエ7や、ドラクエ4リメイクの疑似3Dの進化版であると思われる。
なぜ、このご時世にヌルヌル動くフル3DCGで蘇らせずあえて2Dもあるのか。
そこには「ドラクエ」そのものが持つ、とある「呪縛」があるようだ。
それは・・・
ドラクエはおっさんが楽しむゲーム。
そんなバカな!スマホでも人気が高いゲームだし、周りはみんな知っている。
と思うのかもしれませんが、結構衝撃的なデーターがあります。
こちらは、以前GEOが調べた「ドラゴンクエスト」に関する男女年代別回答数です。
引用:GEO
これによると解答しているのは、30代以上。
20代・10代は皆無。ドラクエを知らないのだろう。
また、こちらはオンライン版ドラゴンクエストXの投票ユーザー層を現したものです。
参照:ドラゴンクエストXオンライン 投票ユーザー
なんとこちらでも30代以上のユーザが64%と半分以上を占める。
つまりドラクエは「おっさんゲー」であり、若者はあまり寄り付かない懐古主義ゲーム。
若者からすれば、おっさん・おじいさんが楽しむ「ゲートボール」のようなものなのかもしれない。
思い返せば、最新作「『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて ニンテンドー3DS
3Dに慣れていない、おっさんには、やっぱり2Dが馴染み深く、開発者は、しっかり懐古主義をフォローしている。
「こういうのが好きなんだろう」
という開発者の声が聞こえてきそうではあるが、結果的にスクエニ分かっているなと「オッサン大絶賛」。
しかしそれが仇となり結果的に若いユーザーはとっつきにくくなってしまった。
実は開発者側もその状況を懸念しているジレンマ「ドラクエの呪縛」。
若い層にも普及させたい。
その願いはどうやら次期作「ドラゴンクエスト12」に託されているようだ。
今までのスタイルを一新。
恐らくフル3D、そして「コマンドバトルの廃止」、ダークなイメージ。
オッサンにはとっつきにくいが、若い層(C層・T層・M1・F1)にも響く
誰が悪で誰が善か、わかりやすいストーリー。
そして、ユーチューブでシークバーがいじれる感覚ぐらいの、テンポの速さ。
さらに戦闘は、FF7Rのようなリアルタイムアクション。
レベル上げ?なにそれめんどくせぇんだよ。
という若者の言葉に耳を傾け、今までのドラクエとはガラリと変わるだろう。
案の定、現時点で案の定「オッサン」からはドラクエ12の発表で
今まで通りのドラクエであってほしい・結局ね、変化球はいらないのよ。・DQに変化球はいらない。・正直これじゃない…
などの意見。
しかし、今回のテコ入れにより、ゲートボールから脱却し、サッカーぐらいにはなれると
期待したいものだが、この方針転換が吉と出るか凶と出るか。