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今もなお紛争の続く、ロシアとウクライナ。ロシア側が2022年2月24日にウクライナへの軍事侵攻をきっかけに、現在まで数多くの犠牲者を出しております。そして1ヶ月経過した現在も続いております。そんな中、歴史上の独裁者は69歳で死んでいるという、なんとも不思議な説が話題となっております。果たしてその説は本当なのでしょうか。さっそく確認していきたい。
現在ネットで話題となっているのはこちらの説。
「独裁者は69歳で死ぬ」という説です。本当なのでしょうか、さっそく具体的な例を見てみますと、たしかにかつての独裁者は69歳で亡くなっております。
■ポル・ポト(カンボジアの政治家)
1928年5月19日〜1998年4月15日(69歳)
■サッダーム・フセイン(イラク共和国の大統領)
1937年4月28日〜2006年12月30日(69歳)
■ムアンマル・アル=カッザーフィー(リビアの軍人、革命家、政治家)
1942年6月7日〜2011年10月20日(69歳)
■金正日(朝鮮民主主義人民共和国第2代最高指導者)
1941年2月16日〜2011年12月17日(69歳)
こうしてみると、たしかに過去の独裁者はちょうど69歳で死んでいるということがよくわかる。
ただし、忘れてはいけないのが、他にもまだ数多くの独裁者がいます。たとえば、かの有名なドイツの独裁者「アドルフ・ヒトラー」。彼は、1889年4月20日〜1945年4月30日で、56歳。
ヨシフ・スターリンは1878年12月21日〜1953年3月5日で74歳。毛沢東は1893年12月26日 〜1976年9月9日で82歳です。
そもそも、何をもって「独裁者」と位置づけるかによっても色々解釈が変わってくるかと思うのですが、上記の4人の人物だけを抽出するとたしかに69歳です。
そして、更に不気味なのが、ロシアのプーチン大統領が現在69歳。
仮に彼が今年亡くなるとすれば「69歳説」が更に信憑性を増すことになります。ネットでは「立証されなければ、戦争が長引く」などと、皮肉めいたコメントもあります。
果たして本当に「独裁者は69歳で死ぬ説」は立証されてしまうのでしょうか。今後のウクライナ危機に注目が集まります。