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2021年9月に発足した、政府肝いりのデジタル庁。発足当時からなにかと不穏な動きを見せていたデジタル庁ですが、またまたやらかしてしまいました。なんと、個人情報を流出させてしまったというのです。しかもヒューマンエラー、いわゆる自爆流出です。この事態に、デジタル庁に対する不信感が高まり、ネット上が炎上する事態になりました。
デジタル化を実現し、ポストコロナの新しい社会をつくるために発足されたデジタル庁。
2021年9月1日に創設され、組織の縦割りを排し、国全体のデジタル化を主導するとされていましたが、なんとヒューマンエラーで個人情報を流出させてしまうという大誤爆をしてしまったのです。
【300RT】デジタル庁、報道機関向けのメール誤送信 アドレス400件をBCCではなくCCに記載 https://t.co/JvHvgEEQxt
— ITmedia ビジネスオンライン (@itm_business) November 24, 2021
デジタル庁は11月24日、報道機関向けのメールを誤送信したことでアドレス400件が外部に流出したと発表した。BCC欄に記載するべきアドレスを、CC欄に記載していたのが原因。同庁は「今後は厳重に注意し、再発防止に努める」とコメントしている。
引用:ITmedia ビジネスオンライン
BCC欄に指定された宛先は、送信者以外には表示されません。
その一方で、CC欄にメールアドレスを入力すると、あて先がメールを受信したメンバー全員に表示されてしまいます。
CC欄でメールが一斉に送られたという事は、報道各社の担当者約400人分のアドレスが、送信者全員に見られる状態となってしまったのです。
44歳の若さで岸田新内閣の目玉閣僚となった、牧島かれんデジタル担当相のヒューマンエラーによる誤送信に対し、デジタル庁に対する不信感が国民の間で募りました。
「CCとBCCの違いもわからない人がデジタル相?」「デジタル庁のBCCで400件送る方法は20年遅れです。メール配信ツール使いましょう。」「メールすらまともに出せないデジタル庁、 解体したら?」「こんなデジタル庁では、マイナンバーカード紐付けに不安しかない。」とネット上にコメントが寄せられ、炎上する事態となりました。
かつても有料画像を無断使用してしまい公開処刑されたデジタル庁に対し、国民は日本のデジタル化に身を任せても安心なのか、疑問に残るのではないでしょうか。