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デアゴスティーニ(DeAgostini)といえば、週刊や隔週刊で様々な分野の「付録(と言う名のメイン)」で購買欲を煽る刊行物。特に「創刊号」は採算度外視と思われる価格で販売されるため、思わず買ってしまうという方も多いのではないでしょうか。そんなデアゴスティーニから発売されたばかりの「ビックスケールF1コレクション」が話題になっています。
デアゴスティーニから「F-1マシン」がビックスケール(1/24)で登場!創刊号はあのアイルトン・セナが駆るマクラーレンMP4/4!思えば、あの年くらいから空前のF1ブームが始まったんですよ。当時セナ信者だった筆者にとっては、垂涎のマシンだったりします。これは欲しい!
隔週刊『ビッグスケール F1
コレクション』は来年1月4日創刊!
創刊号は日本でもF1ブームを巻き起こしたセナ&ホンダのドリームマシン、マクラーレンMP4/4が付属!
4号(2/15発売)には2021年のF1ワールドチャンピオンとなったフェルスタッペン選手のレッドブルRB12も登場です。https://t.co/qfN47yDMKQ pic.twitter.com/ilrsUcvWdR— デアゴスティーニ・ジャパン【公式】 (@Deagostinijp) December 16, 2021
参考:デアゴスティーニ「ビックスケールF1コレクション」
書店で購入してきましたが、創刊号は1,990円(税込)という超お買い得価格。第2号(フェラーリ)が2,990円(税込)、第3号以降は4,490円 (税込)となっています。
冊子にはマクラーレンMP4/4やセナの情報も満載で、これだけでもしっかりと楽しめます。
本体はいわゆるブリスターパックに入っています。そのまま飾りたいところですが、詳細まで確認するために泣く泣くパッケージを破りますね……。
実際に手にとって見ると、その大きさが実感できます。単4電池を比較すると、その大きさがおわかりいただけるのではないでしょうか。
全体のバランス、フォルムも2,000円を切る価格の商品としては完璧に近いデキ。
フロントノーズも細部までしっかりと再現、HONDAのマーキングが眩しい!
若干ロールバーの作りが甘い気もしますが、このくらいは仕方ないレベルですね。
コクピットも完璧とまではいきませんが、かなり細かく再現されています。なんとなくですが、MOMOのステアリングって感じが伝わってきますね。
エグゾーストノートが聞こえて来そうなバックショット。全体的に「塗り」が甘いところがありますが、このくらいは許容範囲かと。
これを見て違和感を感じた方は、実際に当時のマクラーレンを見続けて来た方だと思われます。そうです「Marlboro(マールボロ)」のマーキングが一切無いのです……。
今回のMP4/4のモデルとなっているのがイギリスGPとのこと。当時ヨーロッパでは既にタバコのCMが規制されていたため「Marlboro」部分はバーコード状のマーキングに置き換えられていました。出来れば再現していただきたかったのですが……。
また、1988年のイギリスGP仕様のためタイヤがレインタイヤなんですよね。このマシンにはスリックタイヤが似合うと思うのですが、こちらもやむ無しというところでしょうか。
当時、なけなしのお小遣いで毎号「F1速報」を買っていた身からすると、この価格でこのクオリティのMP4/4を手に出来るのは夢のような話なんですよ。少々残念な点もありましたが、お値段以上の品でした。往年のF-1ファンは絶対に買うべし!
まだ全号のマシンは公表されていませんが、日本人としては鈴木亜久里選手のエスポラルース・ランボルギーニ(LC90)と、中嶋悟選手のティレル・ホンダ(020)はぜひとも製品化して欲しいところです。
ビックスケールF1コレクション(創刊号)
マクラーレンMP4/4 税込1,980円
デアゴスティーニといえば、ディズニーの商品も多く扱っていますよね。幅広く楽しめるので、思わず本屋さんの店頭で手にしてしまうのは筆者だけでしょうか。
source:デアゴスティーニ・ジャパン公式サイト