- 週間ランキング
新型コロナウィルスのデルタ株等への置き換わりが急速に進み、爆発的な感染拡大が進行しています。今まで以上の感染対策を徹底し、一人一人が慎重に行動しなければならない状況です。マスクや消毒を日常的にする日々にも慣れてきたという方も多いと思います。しかし、接触感染や口からの飛沫感染だけに注意をするのではなく、おならからも感染する危険性があるのではないかと海外を中心に話題になっているのです。
英高級紙「テレグラフ」(7月23日付)が〈閣僚は言った「コロナウイルスはおならで拡散する」〉と見出しを打った記事がきっかけで、海外のSNSを中心に盛り上がっているようです。 https://t.co/HGzMxUahw3 #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイDIGITAL (@nikkan_gendai) August 7, 2021
テレグラフによると、非公式の場で英国の閣僚が、トイレの個室などの閉鎖空間では新型コロナウイルスがおならで拡散する可能性があると指摘。英国の専門家は“おならリスク”に関する論文を発表していないが、この閣僚は他国の「信頼できそうな証拠」の文書を読み、「豪州で同じトイレを使用した2人について感染したウイルスのゲノムを調べたところ、関連があることが分かった」と語ったという。
source:日刊ゲンダイ
なんとイギリスで、おならで感染リスクがあることが話題になっていると日刊ゲンダイが報じました。
屁沫感染?!w
屁でもコロナ感染するんかな?w— 水門ゆうき / MinatoYuki (@lMinatoYukil) August 9, 2021
『屁沫感染』というワードがTwitterで見られ、「咳からの飛沫感染はあるようですが、尻からの屁沫感染はないんでしょうかね」「屁沫感染にケツマスク」「スカす事も許されない。」とコメントが寄せられており、飛沫感染だけでなく屁沫感染にも注意しなくてはならない状況となっています。
眉唾物でジョークのようなイメージもある屁沫感染ですが、あながちジョークでもないようなのです。
When I was researching this article on aerosol-generating procedures the question just popped into my mind.https://t.co/Vr8X6gXq8q
— Andrew Tagg (@andrewjtagg) April 6, 2020
オーストラリアの医師・Andrew Tagg氏が「おならはエアロゾル生成手順ですか?」とツイートし、おなら感染について問題提起をしました。
また、アメリカの医学サイト『Annals of Internal Medicine』では糞便エアロゾル感染についての記載もあるのです。
source:Annals of Internal Medicine
「COVID-19は糞便エアロゾル(別名、オナラ)によって広がる可能性がありそうだ」「お尻にマスクが必要」「ノーパンは許されない」と、屁沫感染に注意喚起が必要だというコメントがネット上に寄せられていました。
新型コロナウィルスのおなら感染説について、東京都にある弘邦医院のHPでは次のように記載がされています。
少なくともいまのところ、おならで感染したという事例は報告されていません。さほど心配する必要はないでしょう。
source:弘邦医院
おならによって新型コロナウィルスに感染してしまう屁沫感染は本当に存在するのか、気になるところです。