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上の画像の中には中心が同じである円(同心円)が描かれています。「なんだ、ただ同心円を描いているだけじゃないか。」なんて言わないでくださいね。既に「あれ?何か変だぞ!」と思っている方います。そうなんです。この画像はただの同心円ではありません。円がひとつしか描かれていない場合はそのようなことはないのですが、同心円となると、静止画であるにも関わらず動き出してしまうのです。
同心円が上下や左右に動くということはありません。同心円の中心を中心として回転しているように見えるのです。スマホでこの画像をご覧の方は、画像を見ながらランダムにスマホを動かして見て下さい。パソコンでご覧の方は、画像を見ながら画面をスクロールさせてみてください。いかがでしょうか。まるで同心円が回転しているように見えませんか。
ただし、注意してください。現在少し疲れ気味の方や乗り物酔いをしやすいという方は、長い時間見てはいけません。気分が悪くなる場合があります。
同心円が回転して見えたという方。同心円の個数を増やすとどうなるのか試してみたくありませんか。同心円を5個にしてみました。5個の同心円がそれぞれ回転しているように見えます。
さらに同心円の個数を増やして、画面いっぱいに敷き詰めて見ました。顔を画面に近づけたり遠ざけたりしても同心円が回転します。
目が慣れてくると、スマホを動かしたりパソコンの画面をスクロールしなくてもすべての同心円が回転しているように見えます。同心円の色を変えるとどうなるでしょうか。試しに同心円の色を赤くしてみましょう。
同心円の色を変えても、やはり回転しているように見えます。
同心円が描かれた画像を動かすと、静止画であるにも関わらず、まるで円が回転しているかのように見えました。この同心円の画像は見る人に錯覚を起こさせる錯視画像の1つです。
錯視画像の中にはパズルとして扱われているものもあります。「パズル」の記事一覧 の中には、錯視に関するパズルもあります。