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レジンとは、植物から分泌される透明な液体である樹脂のことです。近年ではアクセサリーやキーホルダーなど制作される際、このレジンを使用される方も増えています。そんなレジンですが、Twitterにて、Mina☆Art(@MinaArt3)さんがご投稿した「桜並木のレジン作品」が注目を集めています。目を見張るほどのあまりにも美しく、春の訪れを感じられる幻想的な作品なのです。今回は制作についてのお話を伺いました。
#Twitterをしている全ての人に届け私の作品
レジンに描いた桜並木道を散歩してみてください
pic.twitter.com/zUf4WfU2uJ — Mina☆Art (@MinaArt3) February 6, 2023
満開の桜並木の景色をそのまま切り取り、レジンに閉じ込めたような……圧巻の作品のツイートを発見しました!
このような春を感じる桜並木に囲まれ、ゆっくりと桜を愛でながらお散歩したくなりますね。春の到来のワクワク感と幸せなひとときを感じさせてくれる作品ですよね。
ツイートのリプ欄には、絶賛の声が続々と寄せられ、桜の美しさや細部までこだわられている作品に多くの方が魅了されています。
・わああーっ!お散歩してみたいっ。
・桜並木大好き〜。夜桜も素敵!
・桜並木明るいところでも素敵なのに、暗くすると行燈が光るなんて! 工夫のすべてが細かく芸術的です!
制作者のMina☆Art(@MinaArt3)さんにお話を伺いました。
■制作歴、制作を始めたきっかけは?
ーー小さい頃から絵を描くことが大好きでした。子供が小さい頃は自宅でトールペイントの小さな教室を開き講師として活動をしており、引っ越しをキッカケに教室と講師活動を終了しトールペイントの技法を用いながら、レジンアートペイント作家として活動を始めました。そのときに使用していたアクリル絵の具を今も使用しております。
■作品制作の際、特にこだわられたところは?
ーー絵を描く時にはトールペイントの技法をたくさん使って描きたいと思ってます。特にお花の場合は、花びらのグラデーション等、一筆で何色もつけて描いたりします。
制作で難しいところは絵とは関係ない部分になりますが、予期せぬ気泡に悩まされることがよくあります。何層も分けて描くために、硬化中に層の間に空気が入ってしまいます。
しかしながら、その空気がかえって幻想的な雰囲気を出してくれることが多くありますよ。 絵の邪魔となる気泡は困りますが今では気泡が素敵にキラキラと入ってくれることの方が多い気がします。
■レジンにどのように絵を描かれているのでしょうか?
ーー作品により描きかたが異なります。 裏から描く薔薇、重ねて描いていく散歩道、それぞれどのようにしたら思った景色を表現出来るのか……毎回模索しながら描いていきます。
■レジン作品の魅力とは?
ーーやはり透明であるということでしょうか。 重ねて描くことで平面とは違う色々な表現が出来ることが制作していて楽しいです。
最後に、今後の夢・制作してみたい作品は?というご質問をしたところ「もっと大きなレジンアートペイント作品を描いてみたいです。よく宇宙作品を描いて欲しいと言われるので、チャレンジしたいと思います。」と語られていたMIna☆Artさん。
MIna☆Artさんが創り出す世界観、高度な技術、洗練されたセンスで新たな作品にもきっと見入ってしまいそうですね。今後のご活躍からも目が離せません。
桜といえば春ですが、春の花といえば「鬱金香」は何と読む?外来語の難読漢字クイズで意外な発見があるかもしれませんよ。
取材協力:Mina☆Art(@MinaArt3)