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切り絵は、紙を切り抜いて、台紙に貼り込み人、動物、植物など表現する絵画の手法の一つです。切り絵は切った線の美しさや独特な味わいがあるのも魅力ですよね。そんな切り絵ですが、Twitterにて、Shima(@Shima_cut)さんがご投稿した「ステンドグラスのような切り絵作品」が多くの方の熱視線を集めています。それは繊細な技術が施されている、息を呑むほど美しい作品なのです。今回は制作秘話を伺いました。
『ア・ラ・ドーモ』
プリンアラモードを和風作品で
作ってみた切り絵作品胡蝶蘭と鈴蘭をあしらい、
気分は『ランランラン♪』#Shima切り絵 #切り絵 pic.twitter.com/szz1o4oWkH— Shima@東京個展開催 (@Shima_cut) February 15, 2023
うっとりするような美しい切り絵作品のツイートを発見しました!黒色が他の色を引き立てて、まるでステンドグラスのようですね。
圧巻の作品には、「素敵過ぎる」「癒される」「繊細な美しさ」「細かい部分までこだわられていてすごい!」などの声が寄せられ、注目を集めています。
ーー小さいものも含めると、今まで100点以上作っています。その中でも思い入れがあるのは、初めて色をつけた作品『不思議の国のアリス』ですね。切り絵を始めて3ヶ月目の作品です。 この作品がきっかけで、始めて参加した展示会でも好評をいただき、「まるでステンドグラスみたい!」と多くのお声をいただきました。 そこから着想を得て、2年前に制作した『fairy tale』もお気に入りの作品です
■切り絵の魅力とは?
ーーずばり!「影」です。切り絵が他の絵画やイラストと、最も違う部分だと思います。 切り抜かれている部分は光を透過し、少し浮かせるだけでも影が生まれ、とても立体的に見えます。 特に私の作品は、色付けに透明素材であるカラーセロファンを使用しているので、影にも色がつき、より一層、美しい影を生み出してくれます。 作品と影、2つも同時に楽しめるなんて、とってもお得じゃないですか!?
■いいねやRTされるなど、反響がありますが、 どのような心境でしょうか?
ーーとてもとても嬉しいです! 目に見える数字がすべてではありませんが、それでも見てくださった方のお気持ちだと思うと、もう舞上がれずにいられません! あと、基本的に私の作品は『好きなものを好きなだけ詰め込んだ宝箱みたいな作品』を目指しており、 なので私の作品を「好き」とおっしゃってくださる方は、問答無用で私と趣味が合うな、と思うと、ちょっとしたお友達気分です!
最後に、今後の夢、制作してみたい作品は?という質問を投げかけたところ「 切り絵の図案集を出版したい、と思っております。 普段私が作っているのよりは、もう少し簡単なデザインで、でも1つ1つが全てかわいい、 まるで砂糖菓子のような、切り絵の図案集を出版社様より発売したいなと思っております! 頑張れば叶う夢だと思っていますので、今後とも頑張っていきたいと思っております。」と語られていたShimaさん。
ぜひ、夢を実現していただき、より身近にShimaさんの創り出す世界観を感じ、琴線に触れたいですね。
また、Shimaさんの作品の虜になられた皆様に朗報です!上記の通り、3月1日から東京都杉並区高円寺にあるギャラリー来舎にて、Shimaさんの個展『純切茶展』が開催されます。Shimaさんの在廊予定日は3月4日~7日で、ライブカットの機会もあるようですよ。この貴重な機会をどうぞお見逃しなく。
切るといえば、切れないハサミを新品のような切れ味にするライフハックも覚えておいて損はありませんよ。