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赤色と青色の正方形を市松模様にして16個並べました。それぞれの正方形の上に矢印を描いて図案を作り上げたのですが、2個の矢印がなくなってしまいました。無造作に描かれているように見える矢印ですが、実はある規則に従って描かれています。あなたは矢印が描かれている規則を見つけ出して、2個の矢印を描き加えることがができるでしょうか。
図案に描かれている矢印は4種類ありますが、もともとはひとつの矢印です。ひとつの矢印を90度ずつ回転させることにより、下のような4種類の矢印をつくることができます。
矢印がなくなってしまった図案をもう一度見て下さい。
矢印は縦方向に4列、横方向に4列並んでいます。矢印はどのように並んでいるでしょうか。
右向きの矢印をひとつ配置しました。わかりやすいように、この矢印は緑色にしました。なぜ右向きの矢印が配置されたのでしょう。
縦方向と横方向に並んでいる矢印の向きに着目してください。お気付きになりましたか。
答えです。
元の図案の矢印は下のように描かれていました。わかりやすいように、矢印を緑色にしていますが、実際は白色です。
縦の方向に見ても横の方向に見ても、同じ向きの矢印は並んでいません。異なる向きの矢印が並ぶことに気付くと答えが出てきます。わかってしまうと、簡単だったように思うのですが、そのことに気付くのは簡単ではないように思えます。簡単に答えがわかった人は、きっと、物事を理論的に考えていくのが得意な人なのでしょうね。
発想が豊かな人は、もっと別の答えを見つけることができるかもしれません。
図形のパズルには、平面で考えるもののほかに空間で考えるものもあります。空間で考えるパズルが得意な人は、その答えが頭の中に浮かんでくると聞いたことがありますが本当でしょうか。「パズル」の記事一覧 には、他にも色々な種類のパズルがあります。