「AIBO(アイボ)」といえば1999年に登場して以来、最先端の犬型ロボットペットとして人気を博しているわけなのですが、そこは機械といえど寿命というものは存在します。千葉県にあるお寺ではそんな「AIBO」を定期的に供養するために葬儀を執り行っているのですが、たくさんの「AIBO」の中にあの有名なペットが紛れ込んでいると話題になっています。


「AIBO」のお葬式が執り行われました




千葉県のお寺で定期的に執り行われている「AIBO」のお葬式、今回は56体が供養されました。最初に登場してから既に20年、一般的なワンちゃんよりも長生きしたことになります。供養された「AIBO」は解体され修理(治療)をするための部品として生まれ変わるそうです。20年ともなれば既に修理(治療)用部品の確保も難しそうなので、本当に素晴らしい取り組みですね。


参考:https://www.asahi.com/articles/ASMD34Q3CMD3UDCB00N.html


AIBO(アイボ)ってなあに?


「AIBO」とは人間の表情や感情、言葉を理解することが出来るとされている犬型ロボット。まるで本物の犬ような動きで当時大きな話題を呼び、アレルギーや住まいが原因でペットを飼えない人などを巻き込んで、1999年の登場時は25万円と高価だったにも関わらず即日完売で社会現象にまでなりました。


2006年に販売が終了しましたが2017年に名称がアルファベット小文字の「aibo(アイボ)」として復活を遂げ、現在に至るまで人気を博しています。


あれ?君はAIBOじゃないな・・・


そんな「AIBO」のお葬式の様子を見ると何やらちょっとした違和感が。




なんと!ひっそりというか堂々と「ファービー」が混ざっているではないですか!!確かに電子ペットという共通点はあるのですが、なぜ「AIBO」の葬儀にしれっと紛れ込んでしまったのでしょうか。謎が謎を呼びそうですが、なぜそこにいるのかは知る術がなので諦めるしかなさそうですね。


ちなみに「ファービー」とは大きな瞳とまぶたが特徴で、人と会話をすることでいろんな言葉を話すようになる電子ペット。1999年生まれで「AIBO」と同い年になりますが、非常に安価だったことから当時爆発的な人気を呼びました。マイナーチェンジをしながら現在でも販売されているので、今も手元にあるという人も多いのではないでしょうか。


思わず泣きたくなってしまう!




筆者も電子ペットと遊んでいたことがありますが、生きているペット同様に感情移入して手放すときは罪悪感がありました。「AIBO」や「ファービー」は飼い主さん(所有者)によって性格が変わる電子ペットなので、より感情移入しやすいのかもしれません。


今回は「ファービー」が紛れ込んだかたちになっていましたが、「AIBO」同様「ファービー」だけのお葬式が執り行われてもいいのではないでしょうか。


「AIBO」や「ファービー」を愛している人が多いことがわかりましたが、ロボットと結婚をする人がそろそろ日本にも現れそうな気がしてきました。

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 ロボット型ペットAIBOの合同お葬式にさりげなくあのペットが紛れていると話題に