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「AIBO(アイボ)」といえば1999年に登場して以来、最先端の犬型ロボットペットとして人気を博しているわけなのですが、そこは機械といえど寿命というものは存在します。千葉県にあるお寺ではそんな「AIBO」を定期的に供養するために葬儀を執り行っているのですが、たくさんの「AIBO」の中にあの有名なペットが紛れ込んでいると話題になっています。
アイボが仲間に向けて読経 ロボット犬56匹、安らかにhttps://t.co/tXVdGCwfFh
千葉県いすみ市の寺で、 #ソニー 生まれのロボット犬 #AIBO のお葬式。
祭壇には修理するための部品用として解体されてしまう56台の #アイボ が並べられ、
僧侶姿のアイボがお経を唱え、仲間を供養しました。 pic.twitter.com/UIaj5lVVW2
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) December 5, 2019
千葉県のお寺で定期的に執り行われている「AIBO」のお葬式、今回は56体が供養されました。最初に登場してから既に20年、一般的なワンちゃんよりも長生きしたことになります。供養された「AIBO」は解体され修理(治療)をするための部品として生まれ変わるそうです。20年ともなれば既に修理(治療)用部品の確保も難しそうなので、本当に素晴らしい取り組みですね。
参考:https://www.asahi.com/articles/ASMD34Q3CMD3UDCB00N.html
「AIBO」とは人間の表情や感情、言葉を理解することが出来るとされている犬型ロボット。まるで本物の犬ような動きで当時大きな話題を呼び、アレルギーや住まいが原因でペットを飼えない人などを巻き込んで、1999年の登場時は25万円と高価だったにも関わらず即日完売で社会現象にまでなりました。
2006年に販売が終了しましたが2017年に名称がアルファベット小文字の「aibo(アイボ)」として復活を遂げ、現在に至るまで人気を博しています。
そんな「AIBO」のお葬式の様子を見ると何やらちょっとした違和感が。
AIBOの葬式やったらしいけどさりげなくファービーが混ざってて笑ってるhttps://t.co/Y9O0lxjHC8 pic.twitter.com/86i2bCANcI
— mighty (@almighty0404) December 5, 2019
なんと!ひっそりというか堂々と「ファービー」が混ざっているではないですか!!確かに電子ペットという共通点はあるのですが、なぜ「AIBO」の葬儀にしれっと紛れ込んでしまったのでしょうか。謎が謎を呼びそうですが、なぜそこにいるのかは知る術がなので諦めるしかなさそうですね。
ちなみに「ファービー」とは大きな瞳とまぶたが特徴で、人と会話をすることでいろんな言葉を話すようになる電子ペット。1999年生まれで「AIBO」と同い年になりますが、非常に安価だったことから当時爆発的な人気を呼びました。マイナーチェンジをしながら現在でも販売されているので、今も手元にあるという人も多いのではないでしょうか。
AIBOのお葬式なんて…泣いちゃう!そりゃファービーも入れたくなるよ!!!ペットだもの…。
— りり (@ririimuu) December 5, 2019
筆者も電子ペットと遊んでいたことがありますが、生きているペット同様に感情移入して手放すときは罪悪感がありました。「AIBO」や「ファービー」は飼い主さん(所有者)によって性格が変わる電子ペットなので、より感情移入しやすいのかもしれません。
今回は「ファービー」が紛れ込んだかたちになっていましたが、「AIBO」同様「ファービー」だけのお葬式が執り行われてもいいのではないでしょうか。
「AIBO」や「ファービー」を愛している人が多いことがわかりましたが、ロボットと結婚をする人がそろそろ日本にも現れそうな気がしてきました。