正方形の中に、1つを除いて、それぞれ異なった数が書かれています。「?」が書かれている正方形の中に最も適する数を答えて下さい。23、16、20、12、7という数は、ある規則に従って導き出されてきたものです。その規則を見つけ出して、「?」に最も適する数を答える問題です。焦らずじっくりと考えてください。



既にある規則を見つけ出す作業というのは、それほど易しくはありません。自分と同じような考え方で作られた規則ならば割と簡単に見つけることができるのですが、そうではない場合はかなり難しい問題となります。






-「81、95→23」って何でしょう?

「81、95→23」と書かれていますが、これはどのようなことでしょうか。この4つの数をじっくりと見て下さい。何か、脳ミソにピンとくるものがありませんか。





-「81」を「8」と「1」に、「95」を「9」と「5」に分解してみましょう。

分解された4つの数を並べると、「8、1、9、5」です。「あっ!」と気づいた方いますね。



-「23」と「47」では、どのようなことが起きるでしょう。

「23」を「2」と「3」に分解して、「47」を「4」と「7」に分解しましょう。分解された4つの数を並べます。「2、3、4、7」です。この4つの数を足してみましょう。「2+3+4+7=16」です。




もうお分かりですね。「8+1+9+5=23」です。また、「2+3+4+7=16」です。


この規則は他の数でも成り立つでしょうか。せっかく見つけた規則ですが、他の数でも成り立たないといけません。確かめてみましょう。
「16」と「49」で確かめましょう。「1+6+4+9=20」ですから、「16」と「49」でも成り立っていることがわかります。
とすると、「2+0+3+6=11」となりますから、「?」に適する数は「11」ということがわかります。

「?」に適する数は「11」のようです。
念のため、「12」と「7」についても、同じ規則で出てくる数であることを確認しておきましょう。

「1+1+2+8=12」、「1+2+1+3=7」ですから、「23」「16」「20」「11」「12」「7」の6つの数は、すべて同じ規則によって導き出されていることがわかりました。


-答えです

「?」に適する数は「11」です。




1日の中のほんの少しの時間を、このような問題を考えて見るのは楽しいことではないでしょうか。ちょっとした気分転換の時間になります。どうしてもわからないときは、少し休んでからもう一度挑戦すると、意外と簡単に解ける場合があります。

(秒刊サンデー:わらびもち)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 「?」に最も適する数を答えよ!数はどんな規則で並んでいる?