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子孫繁栄という言葉は、最近の日本における「少子高齢化」の世の中にとって耳の痛い話でありますが、種族にとって、子供を残すというのは最も原始的な使命です。人間社会では残してもその後養えないという理由などから諦める方もいるのですが、動物の世界ではむしろいかに残すかがやはり重要になってきます。
ー交尾をし続けるアンコウ
オスはメスを見つけると、なんとメスの体に「ガブリ」と噛みつき離しません。
なぜなら、根本的に深海4000メートルの世界で、オスがメスに巡り合う可能性は極めて少なく、ここで噛み付いて置かなければ一生ただの魚です。
学者によるとこれは生まれて初めての撮影だということです。それほど深海は謎に包まれているのです。ということでご覧ください。
交尾をしたオスは、その後メスに取り込まれていき、メスは産卵します。
つまりオスにとって、ある意味生涯交尾をし続けることになりますが、メスに同化してしまい、自我は失い、完全にメスに支配されてしまうのです。そして、生殖器だけが残るそうです。
まるで人間の恐妻家庭のようです。
今回はアンコウの話ですが、人間の事例でも胃の中に退治が寄生していた
という衝撃的なニュースも話題となりました。
まさに生命の神秘なのです。
画像掲載元:YouTube
掲載元
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-5534039/Deep-sea-explorers-capture-footage-anglerfish-mating.html
(秒刊サンデー:たまちゃん)