もしも今ある家電をスマホで電源ON/OFFできたなら・・・すこし便利ではありませんか? 実はそんな方法が条件つきであります。スマホを専用アプリで簡単にリモコンにできます。必要なものは本体と電源コード&コンセント用のキャップのオスとメス。求めている人にとっては、ちょっとかゆいところに手が届く自作グッズ。しかもイタズラができます。
ものの始まりは至って邪悪。IoTと言う名のもとの[イタズラ]にすぎません。
条件というのは【コンセントの抜き差しでON/OFFできる家電】だけに適用されます。
例として持ち出したのは、本来なら近づいてスイッチをONにしないといけない照明器具。

製作過程は以下です。ものはいたってシンプルな構造になります。

1、電源コードとキャップ(オス・メス)をつなぎます。
2、スイッチ本体と電源コード付きキャップをつなぎます。
3、コンセントにつないで、Wi-Fiやらアプリの設定してON

1では、電源ケーブルの皮膜(写真では赤と黒)を芯である銅線を切らぬように剥きます。電源キャップを修復した人なら「なにをあたりまえな」といった感じでしょうが、経験がない方はくれぐれも購入したキャップの特徴を知ったうえで、2色の銅線が接触しないようにキャップに納めてください。


2もほとんど同じ注意になりますが、スイッチ本体との電源ケーブルの接続部はネジをゆるめて締める、銅線を挟みこむタイプ。くれぐれも2本の剥きだした銅線が接触しないように注意。全部つないだものが上の画像。発火したら怖いので、キャップとケーブルのつなぎ目には絶縁テープ(108円)を巻きました。

この時点では不謹慎にも爆発しないか、なにか情報を送られないかとか心配だらけ。
とりあえず今回はコンセントにつなぎ、このイタズラスイッチを常にON状態にできるライトにつないでみます。
専用の超絶怪しい中華製のAndroidアプリ【 eWeLink 】をスマホにインストールした後、イタズラスイッチをWi-Fi親として接続しまして、スマホとスイッチがうまく接続されると、スマホでON/OFFが操作できるようになります。



スイッチON。



ポルターガイスト完成。もちろん人為。中世に生まれて試したい。
環境にもよりますが10メートルくらいなら離れても問題なし。まさに自宅で起こせる怪現象。
三度目ですがシンプルに使うのなら、常に電源をON状態にてしておける家電にしか使えません。玄人ならアプリも自作できますし、赤外線センサーと組み合わせも可能。私はできません。基本はWi-Fi操作できるスイッチでしかないので、汎用性は高め。正規のアプリはバックグラウンドで送受信を繰り返す怪しさ◎。

なんだかんだ話題になるIoT(Internet of Things)に手をだしてみました。今回は照明器具でしたが、条件にあうミラーボールにもつかってみたいですね。指パッチンでダンスホールに一変……なんて。
安く、かつ簡単に電源ON/OFFスイッチが手に入るので遊び方は多岐にわたります。
これを機に【すべては自己責任】でご利用ください。

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(秒刊サンデー:めらき)
情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 イタズラは自己責任!Wi-Fiでできるポルターガイストスイッチをつくって自宅IoTしてみた。