日本のネットスラングが海外に輸出されることはよくあることでその代表的な例が「オタク文化」でありそのままの言葉で海外で使われていたりします。また日本が誇る「絵文字文化」は、もはや世界共通の「emoji」という言葉として使われるようになりました。そんな中、あのワードが世界で流行の兆しです。


そんな中、日本でも「Ruby」や「Rails」などに精通し名の知られている海外のエンジニア「Aaron Patterson (@tenderlove)」さんが、気になるツイートをしており話題を呼んでおります。それよりますと「草」について非常に詳しく説明しているというのです。草といえば今ネットでもっとも人気のスラングで、「面白い」という意味を表現します。

何故面白いが草なのかということを説明しますと、「面白い」つまり「笑える」という表現から来ているのですが「笑う」をかつてのインターネット黎明期に、省略し「w」と表現する文化が定着しておりました。これはネットゲームにおいていかにチャットを早く打ち、相手に迅速にメッセージを伝えるかという点から来ていると言われております。

そして「w」はいつしか「2ちゃんねる」の「VIP板」などで「wwww」など連続して使われることに
よりより強調した「笑い」を表現することとして定着し今では誰もが普通に使われるようになりました。


そして「www」の見た目があたかも「草」のように見えることから「w」が「草」に変化していったのです。

※余談ですが大量に発生した「w」は、その後ちゃんとそれを刈る「草刈り機」のアスキーアートが貼られるのが定番です。

「w」は省略するために使われ始めたのですが「草」はわざわざ変換する手間がかかります。とはいえ「wwwwwwww」という連続した「w」を使うよりかは凄くエコのように感じます。



ちなみに大笑いは「大草原」で、笑わずにはいられないは「草回避不可」という感じ良く使われます。

それに加え最近では
女子大生が「ンゴ」を使うのが流行っております。

これが次第に海外でも一般的になれば、我々日本人は数々のスラングを生み出した、ネットスラング生みの親になるでしょう。

(秒刊サンデー:たまちゃん)

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 「草生える」ついに海外でも使われ始める!真面目に解説する人も