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吉原で随一の花魁である初音太夫(初音ミク)を巡って、二人の男性が恋に落ちる色恋沙汰。
八重垣紋三(中村獅童)と恋に落ちる初音太夫。
テクノロジーと歌舞伎の融合が普段の歌舞伎とまた違った印象で、歌舞伎を全く知らない人でも楽しめる会場の雰囲気となっています。
会場の外には、超歌舞伎を盛り上げるべく巨大ポスター。
そして、浮世絵も会場に飾ってありました。
「初音屋!」「萬屋!」のかけ声が会場を盛り上げます。
紋次郎の恋敵の蔭山新右衛門(沢村國矢)と中井重音(重音テト)の登場では「紀伊國屋!」「重音屋!」の屋号が飛び交い会場は大盛り上がり。
ちょっと現代の笑いを取り入れる場面も歌舞伎初心者にはありがたい一面。
電話屋の登場で、文を渡す重音さん。
会場は割の渦に巻き込まれました。
一人の女性を巡って二人の男性が刃傷沙汰を発展、中村獅童と澤村國矢の立ち回りはさすがと言ったところ。
テクノロジーとの融合で、カメハメハやドドンパ登場。
最後にはシェンロンまで登場して、ニコニコのコメントはまさに炎上さながら!
男女の色恋沙汰は、泣けるものがありました。
エンディングでは、観客がサイリウムで会場を盛り上げ、歌舞伎と言うよりはコンサート会場のような大盛り上がりとなりました。
紋三と初音太夫、結局結ばれたのかは実際に見た人だけのお楽しみとしましょう。
「愛したのは、向こう側の人でした。」
これが全てを語っています。
素材提供 ニコニコ超会議2017「超歌舞伎」
(秒刊サンデー:マギー)