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プジョー・新世代308のパワートレーン:プラグインハイブリッド/ガソリン/ディーゼルをラインアップ


プジョーの新世代『308』が2021年3月18日正午(日本時間)にワールドプレミア。開示された情報から、まずはパワートレーンの種類をご紹介しよう。

パワートレーンの種別としては3種。プラグインハイブリッド仕様の1.6ℓガソリン、1.2ℓガソリン、そして1.5ℓのディーゼル。それぞれに6速MTあるいは8速ATが組み合わされる。基本的には先行している508や208との共通ユニットと考えていいだろう。

HYBRID 180/225

プラグインハイブリッド車は「HYBRID 180」「HYBRID 225」の2種を用意。ペットネームが示す数字はパワートレインとしてのシステム最高出力値(馬力)である。




エンジンはBMWとの協業で仕立てられたベテランユニット・EP6型。




 HYBRID 180:最高出力150ps(110kW)/6000rpm/最大トルク250Nm/1750rpm


 HYBRID 225:最高出力180ps(132kW)/6000rpm/最大トルク250Nm/1750rpm




変速機はアイシン・エィ・ダブリュの8速AT。ギヤ比がまだ発表されていないため、どの機種を用いているかの明言はできないが、システム最大トルクを360Nmとしているところから判断し、AWF8F45あるいはAWF8G45型のいずれかを備えていると想像する。これのトルクコンバーターに代えて150ps(110kW)/320Nmのモーターを備える機械構成だ。

(参考:508のハイブリッドパワートレーン)

(参考:アイシン・エィ・ダブリュのAWF8F45型8速AT)

パワートレーンとしてのシステムパフォーマンスは以下のとおり。




 HYBRID 180:180ps(132kW)/360Nm、車重1603kg


 HYBRID 225:220ps(162kW)/360Nm、車重1633kg




バッテリー容量は両車ともに12.4kWh。前輪駆動のみのラインアップである。

Puretech 110/130(ガソリンエンジン)

(PHOTO:OPEL)

ガソリンエンジンは、こちらもすっかりお馴染みになったPSAの主力ユニット・EBシリーズである。3気筒1.2ℓの直噴ターボということでEB2型の搭載のみ、出力違いで「Puretech 110」「Puretech 130」をそろえる。




 Puretech 110:最高出力110ps(81kW)/5500rpm/最大トルク205Nm/1750rpm


 Puretech 130:最高出力130ps(96kW)/5500rpm/最大トルク230Nm/1750rpm




なお「130」はS&S、つまりアイドルストップ機構を備える。このあたり、グレード名にわざわざ断るところ、日本車とはまったく違うカルチャーを感じる。変速機は「110」が6速MT、「130」は6速MTあるいは8速ATの組み合わせ。

BlueHDi 130(ディーゼルエンジン)

(PHOTO:OPEL)

ディーゼルエンジンは2017年に登場したDV5型の1.5ℓ4気筒。最高出力130ps(96kW)/3750rpm/最大トルク300Nm/1750rpmのワンスペックで、変速機を6速MTあるいは8速ATから選択する。もともとプジョー/シトロエンは「小型車にはガソリン/大型車にはディーゼル」という大きなくくりがあり、Cセグメントの308は後者に組み入れられていたが、それもかつての話。VWのディーゼルゲートでディーゼルエンジンのイメージがすっかり落ちてしまったためか、かの地での新型車におけるディーゼル仕様車の影が薄い。




さて、これらのラインアップから日本仕様として上陸するのはいずれか。

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