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アルファロメオ・ジュリア、日本上陸!


久々にアルファロメオらしいモデルが日本に上陸した! 往年の名作”ジュリア”と名付けられたこのモデルは、同社の未来を担うフラッグシップサルーン。156や159の流れを汲むだけに日本のアルフィスタにとっては待望の上陸だろう。無論、ドイツ勢に飽きた人には新世界を体感できるはず。その内容をご紹介しよう。

ジュリアの発表に合わせて来日したエクステリア・チーフデザイナーのアレッサンドロ・マッコリーニ(右)と、FCAジャパン代表のポンタス・ヘグストム(左)。SUV「ステルビオ」もサプライズ披露されたが発売はまだ先とのこと。

デビュー以来、“名作の再来”などと話題となっていた「アルファロメオ・ジュリア」がついに日本上陸を果たした。これはかつての75や156、159といったDセグメントに属するモデルで、同社にとっては久々のアッパーミドルクラスのスポーツサルーン。そのネーミング効果もあって、アルフィスタならずとも注目されている。




ラインアップと搭載されるエンジンは、標準モデルの「Giulia(ジュリア)」からラグジュアリーグレードの「Giulia Super(スーパー)」、そしてスポーティグレードの「Giulia Veloce(ヴェローチェ)」の3グレードに直列4気筒DOHCターボを、そしてハイエンドモデルとなる「Giulia Quadrifoglio(クアドリフォリオ)」にはV型6気筒DOHCツインターボが積まれている。




シャシーは完全な新設計のFRアーキテクチャーが採用されている。アルミやカーボンといった軽量素材を多用したことで、理想的な前後重量配分と言われる50:50を実現、いずれのモデルも卓越した運動性能と高い快適性の両立を図れたと胸を張る。さらに整流効果を高めるボディ底面のフラッシュサーフェイス化や、ブレーキフィールの向上と軽量化を両立する統合型ブレーキシステム(IBS)、さらにアルミ製ALFAリンク・サスペンションを全車に標準装備し、ハードとソフトの両面から意のままに操れるドライブフィーリングが得られるという。




もちろん、最新の安全技術や運転支援システムも搭載される。歩行者検知機能付の前面衝突警報(FCW)/自動緊急ブレーキ(AEB)や「Giulia Super」以上のグレードでは、高速走行時などにドライバーの負荷を軽減するアダプティブクルーズコントロールやブラインドスポットモニター(BSM)も装備される。




今回の発表に合わせて来日したチーフデザイナーのアレッサンドロ・マッコリーニは、アルファロメオで時代を刻んできた先人たちの言葉を借りてこう語った。


「アルファとは頭よりも心に響くクルマ」であると。


つまり、数値だけでは語れないのがアルファロメオの世界観であると同時に、今回のジュリアはこれまで以上に“操る歓び”があるという。




とはいえ、トップグレードのQuadrifoglio(クアドリフォリオ)に搭載されるV型6気筒DOHCツインターボユニットは、実に510psを発揮。しかもフェラーリの手によって生み出されたエンジンというだけに乗らずとも期待してしまうだろう。もちろん、従来の直列4気筒ターボエンジンもアルミブロックを採用するなど、性能のみならず軽量化などに対する意識の高さが伺える。




V6、直4エンジンのいずれも電子制御8速オートマチックと組み合わされ、後輪駆動としているのが、往年のアルフィスタにとっては何よりも嬉しいことと察するが、Veloce(ヴェローチェ)に限っては4WDが標準となるとから、これが如何なる走りを披露するのも気になるはずだ。







コクピット/Giulia Super
シートGiulia Veloce


Alfa Romeo Giulia Quadrifoglio

■GIULIA(受注生産モデル)


スタンダードグレードの「ジュリア」は、プレミアムサルーンに求められるスポーティかつ上質な走りや快適性を実現。パワートレインは、2ℓ直列4気筒マルチエアツインスクロールターボエンジン(200ps)に8速ATを組み合わせる。 装備は、バイキセノンヘッドライトをはじめ17インチアロイホイール、レザーシート、6ウェイパワーシート、車載インフォテインメントシステム「Connectシステム」などが標準。“すべてのモデルが高水準”とするジュリアの思想を反映した、充実した内容を誇る。




■GIULIA SUPER


「ジュリア スーパー」は、イタリア車に期待される上質さを存分に満たすラグジュアリーグレード。パワートレインはGIULIAと共通の2ℓターボエンジン+8速ATで、足回まわりには18インチアロイホイールを装備する。装備は、プレミアムレザーシート、ステッチ付のレザーインストルメントパネル/ドアパネル、ウォールナット/グレイオークのウッドパネルなどによりワンランク上の上質感をもつ。さらにharman/kardon製プレミアムオーディオシステムを装備し、音響性能もグレードアップしている。




■GIULIA VELOCE


「ジュリア ヴェローチェ」は、上質さと高次元の走りを両立したスポーティグレード。エンジン最高出力は280psにまで高められ、刺激的なドライビングをもたらす。さらにシリーズで唯一、4輪駆動システムを採用し、あらゆる環境下で安定した操縦安定性を発揮するという。装備は専用バンパーや18インチアロイホイール、スポーツレザーシート、アルミインテリアパネルなどにより、スポーティ感が演出。パワーアップに伴い、ブレーキ性能も強化されている。




■GIULIA QUADRIFOGLIO


ジュリアのラインアップの頂点に君臨する「ジュリア クアドリフォリオ」は、2.9ℓ V6ツインターボエンジンを搭載し、510psの圧倒的なパワーを誇るハイエンドモデル。0-100km/h加速は3.9秒、最高速度307km/hを誇り、2016年に独ニュルブルクリンク北コースで当時の4ドアセダン世界最速記録の7分32秒を樹立した。装備は、アクティブエアロスプリッターやトルクベクタリング、前後異サイズの19インチワイドタイヤ、ヴェローチェよりさらに大型化したブレーキシステムなど専用の空力・足回り装備に加え、カーボンエンジンフードやカーボンルーフパネルを採用することで、3.0kg/ps未満という世界トップレベルのパワーウェイトレシオを実現。プレミアムセグメントの高性能モデルをも圧倒するパフォーマンスを誇る。
■LINE-UP & PRICE


GIULIA (受注生産):4,460,000円(2ℓ直4ターボ/200ps&330Nm/RWD)


GIULIA SUPER :5,430,000円(2ℓ直4ターボ/200ps&330Nm/RWD)


GIULIA VELOCE:5,970,000円(2ℓ直4ターボ/280ps&400Nm/4WD)


GIULIA QUADRIFOGLIO:11,320,000円(2.9ℓ V6ツインターボ/510ps&600Nm/RWD)
【アルファロメオ・ジュリアの試乗記事はこちら】
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