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関東甲信 天気回復も積雪や路面凍結に注意 転倒事故は雪の翌日に多発 注意点は?


きょう11日(土曜:建国記念の日)は、関東甲信の天気は回復しますが、雪が積もった所では積雪や路面の凍結に注意。県境をまたぐ車は、冬装備を万全に。また、転倒事故は雪の翌日に多発します。注意点は?

●内陸中心に大雪 都心もうっすら白くなった所

関東甲信地方は、きのう10日(金)~きょう11日(土)未明にかけて、南岸低気圧や寒気の影響で内陸を中心に大雪となりました。東京都心では、一時、大雪警報が発表され、世田谷区や、目黒区、渋谷区などでも屋根や芝生がうっすら白くなった所がありました。東京都心(東京都千代田区北の丸公園にあるアメダス)では積雪は観測されませんでしたが、八王子市など多摩地方や、埼玉以北で雪が積もり、最深積雪は、山梨県甲府市や埼玉県秩父市などでは20センチ前後でした。また、仙台市など東北南部でも、8年ぶりに20センチ以上の雪が積もりました。

【2月10日 最深積雪】
・甲府市 20㎝  20㎝以上の最深積雪は2014年以来9年ぶり(2014年2月15日の最深積雪114㎝は通年1位)
・松本市 28㎝  20㎝以上の最深積雪は2018年(3月22日:20㎝)以来5年ぶり
・秩父市 19㎝  15㎝以上の最深積雪は2018年(1月22日、23日、2月2日:17㎝)以来5年ぶり
・熊谷市  8㎝  5㎝以上の最深積雪は2018年(1月22日、23日:19㎝)以来5年ぶり
・前橋市  6㎝  5㎝以上の最深積雪は2022年(2月18日:6㎝)以来
・福島市 25㎝  25㎝以上の最深積雪は2022年(1月1日、2日、4日、5日、21日、23日)以来
・仙台市 21㎝  20㎝以上の最深積雪は2015年(1月30日:23㎝、31日:22㎝)以来8年ぶり

●大雪の影響残る 県境をまたぐ車の運転は注意

2月11日(土)午前9時現在の積雪は、山梨県甲府市10センチ、長野県軽井沢町16センチなど、甲信では広く雪が積もっています。また、栃木県奥日光22センチ、埼玉県秩父市15センチ、群馬県前橋市2センチなど、関東も山沿いや内陸を中心に雪の残っている所があります。仙台市も19センチの雪が積もっています。各地とも、きのう10日(金)の朝は、積雪0センチでしたが、一気に数十センチの雪が積もりました。

きょう11日(土)は、各地とも天気は回復し、最高気温は関東地方や山梨県の甲府市では13℃前後、仙台市も8℃と、3月並みの陽気となる見込みです。積雪の多い所では、雪が融け、路面状況が悪くなるため、積雪や凍結による車のスリップ事故や転倒事故に注意が必要です。

●雪の翌日に多発 転倒事故

雪による転倒事故は、雪が降った日よりも、翌日に転倒事故が多発します。東京消防庁によると、昨年2022年1月6日、関東で大雪となり、東京都心で10センチの雪が積もりましたが、雪が降った当日より、翌日の方が転倒事故が3倍近く多くなりました。また、大雪後の数日間は路面凍結などの理由により「ころぶ事故」が多発。1月だけで590人が救急搬送されました。

●大雪のあと 転倒に注意が必要な場所は?

普段、雪に慣れていない地域で、特に注意すべき所は4つあります。

1つめは、歩道橋の上や、橋の上です。地面と接していないので、地面からの熱が伝わりにくく、凍結しても溶けにくいのです。

2つめは、バスやタクシーの乗り降り場所です。人の乗り降りや、車のタイヤによって、雪が踏み固められると、滑りやすくなります。

3つめは、横断歩道です。多くの人や車が通ることで、雪が踏み固められやすくなるだけではありません。特に、白線部分は、水が染み込みにくく、薄い氷の膜が出来やすいのです。

4つめは、地下への出入り口や、建物への出入り口です。靴の底に付着していた雪が、出入り口付近に残っていることもあります。地下へ降りる時は、段差があるため、更に危険です。

これらの場所は、特に気を付けて、歩いてください。

●路面凍結 特に注意が必要な場所

雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。

(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。

(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。

(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。

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