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河村市長「3大都市圏に日本保守党の候補者立てる」 次期衆院選


 政治団体「日本保守党」は、4月の地方議員選で党公認候補が初当選し、国政選挙でも一定の存在感を見せた。同党の共同代表を務める名古屋市の河村たかし市長は次期衆院選に関し、毎日新聞の取材に「関東、関西、東海の3大都市圏に(日本保守党の)候補者を立てたい」と明らかにした。

 日本保守党は作家の百田尚樹氏が代表、河村氏が共同代表、ジャーナリストの有本香氏が事務総長の体制で2023年10月から活動を始めた。

 4月21日投開票の愛知県碧南市議選に初めて公認候補者を擁立。同市議選には定数22に対し26人が立候補したが、上から11番目の得票を得て党公認の第1号当選者となった。

 続く4月28日投開票の衆院東京15区補選では、党公認候補者は落選したものの候補者9人のうち4番目の2万4264票を獲得。小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」や国民民主党の推薦を受けた乙武洋匡氏を4609票上回ったほか、日本維新の会公認の金沢結衣氏にも4197票差に迫った。

 東京15区補選の結果について河村市長は取材に「既存政党と遜色ない。(国政政党ではないために)マスコミ報道なしであそこまで取れるのは善戦でしょう」と手応えを語る。

 さらに次期衆院選について「(関東、関西、東海の)3大都市圏では比例だけでなく、小選挙区でも立てたい。通るときは通るぞ」と意欲を語った。

 河村市長は1993年衆院選で日本新党から出馬し、初当選。新進党、自由党、民主党と渡り歩き、衆院議員を5期務め、09年の名古屋市長選に立候補し初当選した。10年に地域政党の減税日本を立ち上げ、百田氏の日本保守党と減税日本は「特別友党関係」を締結している。

 日本保守党との連携で国政進出も狙う河村市長。「俺は初めは日本保守党の党名には反対しとった。俺ら(の世代)にとって、『保守』というのは悪の代名詞だで。だけど百田、有本両氏の思いがあるので反対ばかりしていては壊れてしまう」と述べ、団結のため譲歩したことも明かした。【川瀬慎一朗】

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