日本サッカー協会（JFA）は27日、パリオリンピック（五輪）アジア最終予選兼アジアカップ（杯）カタール大会の順位がそのまま、パリ五輪の組み分けに反映される旨の通達をアジア・サッカー連盟（AFC）から受けたことを明かした。
現在U－23日本代表が4強入りしている同大会で、五輪出場権は、3・5枠。従来の説明では、前回東京五輪の結果により、アジア最高位だった日本が出場権を獲得した場合は、順位にかかわらずAFC1のD組に入るとされていた。3月20日に行われた組み合わせ抽選会の結果、日本がパリ行きを決めた際にはイスラエル、パラグアイ、マリと同組に入ることが決まっていた。
しかし、今回の通達により、日本がU－23アジア杯で優勝した場合のみD組に入ることに。2位の場合はスペイン、エジプト、ドミニカ共和国と同じC組、3位の場合はアルゼンチン、モロッコ、ウクライナと同じB組となる。4位でギニアとの大陸間プレーオフを戦い、出場権を得た場合は、フランス、アメリカ、ニュージーランドと同じA組に入る。29日（30日未明）の準決勝イラク戦以降、パリ本番でどの組に入るのがベストかを見極めながら戦いを展開することも可能になった。
