starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【U23日本代表】大岩剛監督「重圧はどの試合でもある」大一番開催国カタール戦を前に冷静


U-23アジア杯カタール大会準々決勝カタール戦に向けた前日会見に出席したU-23日本代表大岩剛監督(撮影・佐藤成)

【ドーハ24日=佐藤成】しびれる大一番を前に、指揮官が決意を示した。U-23日本代表は25日、3・5枠を争うパリ五輪アジア最終予選兼アジア杯カタール大会準々決勝で、地元カタールと対戦。大岩剛監督(51)は24日、試合会場で行われた前日会見に出席。アジア制覇と五輪切符獲得という目標を改めて強調。負ければすべてが終わる土壇場でもブレない姿勢を示した。8大会連続の五輪出場権獲得へ-。5月3日の決勝戦を見据えつつ、開催国カタール戦に勝つ。

大一番を前にしても、大岩監督は冷静だった。「プレッシャーはどの試合でもある。この大会に、日本チームとしてしっかりとした目的と明確な基準を持ってきた。まずをやること。それによって自分たちが勝ち進むことを目標にやっていきたい」とうなずいた。

まさに生きるか死ぬかの一戦だ。「負けたら終わりの一発勝負」とは言うが、この準々決勝は正真正銘のがけっぷち。次の準決勝に敗れても3位決定戦があり、そこで敗れてもアフリカ代表ギニアと大陸間プレーオフが待っている。8年前のリオデジャネイロ五輪に出場した主力選手は「準決勝よりも準々決勝のイラン戦のプレッシャーがエグかった。準決勝は最悪負けても次があったので」。当時A代表がアジア最強を誇ったイランとの準々決勝は、死闘となった。結果的には3-0も、スコアレスのまま延長戦に突入。

「しびれましたね」。

日本サッカー界の未来を占う戦いだ。96年アトランタ大会から7大会連続で五輪に出場している中で、前回東京大会は自国開催で予選免除。今回逃した場合は、予選突破という経験に12年の空白が生まれ、ノウハウ継承も簡単ではなくなる。中田英寿、長友佑都、本田圭佑、久保建英、三笘薫…。五輪→W杯のルートで活躍してきた選手たちが日本サッカーの歴史をつくってきた。パリ世代はコロナ禍の影響でU-20W杯が開催されず、国際経験の乏しさが指摘されている。パリ五輪を逃せば「優勝」を掲げるW杯北中米大会にも影響が出る可能性がある。

指揮官は改めて「我々はU-23日本代表としての目的、この大会で勝ち上がっていくというところにフォーカスをしています」と目標を明言。「まずは決勝トーナメント、一発勝負ですので、この試合に集中することを目的とすることを選手に訴えていきたいし、チームの準備をしていきたいと思います」。さまざまな不利が予想される開催国カタール相手に大岩ジャパンの底力が問われる。

    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.