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30日の香港市場概況:ハンセン1.1%安で続落、エネルギーセクターに売り


30日の香港市場は値下がり。主要51銘柄で構成されるハンセン指数が前日比359.60ポイント(1.09%)安の32607.29ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が270.21ポイント(1.98%)安の13389.38ポイントとそろって続落した。売買代金は1734億4800万香港ドルにやや縮小している(29日は1916億3200万香港ドル)。

内外株安が逆風。米金利上昇を嫌気し、昨夜の米株が売られた流れを継いだ。米10年債利回りが足元で急上昇するなか(=米国債の下落)、国際金融市場の波乱要因になるとの警戒感も高まっている。本土市場を含むアジア株市場の主要株価指数が軒並み下げたほか、グローベックスのNYダウ先物が急落。香港の各指数は中盤から下落幅を広げている。原油市況安も売り材料視された。昨夜のWTI原油先物は反落し、この日の時間外取引でも安く推移している。

業種別では、エネルギー関連が安い。石油大手3社の中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が3.6%、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が2.8%、中国石油化工(サイノペック:386/HK)が2.1%、天然ガス事業の昆侖能源(クンルン・エナジー:135/HK)が4.2%、海洋油田掘削サービス大手の中海油田服務(2883/HK)が6.0%ずつ下落している。

鉄鋼やセメント、非鉄の素材セクターもさえない。馬鞍山鋼鉄(323/HK)が6.1%安、鞍鋼(347/HK)が5.1%安、安徽海螺水泥(安徽コンチセメント:914/HK)が2.3%安、中国建材(3323/HK)が2.1%安、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が5.8%安、江西銅業(358/HK)が1.3%安と値を下げた。

銀行セクターも売られる。中国銀行(3988/HK)が3.5%安、交通銀行(3328/HK)が3.2%安、中国建設銀行(939/HK)が2.9%安、中国工商銀行(1398/HK)が2.3%安、中銀香港(BOCホンコン:2388/HK)が2.1%安で引けた。

本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.99%安の3488.01ポイントで取引を終えた。石油関連株と金融株が安い。非鉄や鉄鋼、セメントの素材株、不動産株、自動車株なども売られた。

【亜州IR】





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