starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

RIZAPーG Research Memo(1):18/3期はRIZAP関連事業が本格的に成長ステージへ


■要約

RIZAPグループ<2928>(旧社名:健康コーポレーション)は通販事業からスタートし、「健康」を切り口にM&Aを積極活用しながら事業領域と業容を拡大させてきた。グループの事業ドメインを『自己投資産業』とし、美容・健康関連、アパレル関連、住関連ライフスタイル、エンターテイメントの4事業を展開している。

1. 2018年3月期は本体のRIZAP関連事業が注目点
2018年3月期注目ポイントは、“RIZAP関連事業”の収益拡大にあると弊社では考えている。RIZAP関連事業とは言っても、これまではRIZAPボディメイク事業の1本足体制だった。しかしながら、ここにきてRIZAP GOLFを筆頭に、RIZAPを冠した関連事業が本格的な多店舗展開に乗り出す方針を固めた。RIZAP関連事業のうちの新規事業の売上高の規模は一気に100億円を狙う規模にまで急拡大する可能性がある。

2. グループ各社は2018年3月期からは本格的トップライングロースのステージに
2017年3月期は、上場・非上場を問わずグループ各社の収益改善が進んだ年であった。コスト削減やマーチャンダイズの見直し、ブランドの統廃合など、各社の施策は業態・業況の違いを反映して様々だが、共通するのは2018年3月期からのトップライングロースを目指すステージにギアチェンジを果たしたということだ。

3. 2018年3月期も高水準の収益が続く
2018年3月期の通期業績について同社は、売上収益150,202百万円(前期比57.6%増)、営業利益13,010百万円(同27.4%増)と、前期に続いて大幅増収増益を予想している。2017年3月期は割安購入益(“負ののれん”)で利益がかさ上げされていた部分もあったが、2018年3月期は実力ベースの営業利益が前期比3倍になると計画している。その中で美容・健康関連部門は、ボディメイクの利益倍増やRIZAP GOLFの黒字転換などで、営業利益は期比2.4倍に達すると同社では予想している。

■Key Points
・子会社のリストラモードは終了。2018年3月期は各社とも本格的収益拡大期入り
・“RIZAP事業”から“RIZAP関連事業”に進化し、高成長のステージに入った
・実力ベースの全社営業利益は前期比3倍、美容・健康関連セグメントの利益は同2.4倍へ

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



<TN>

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.