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Hama:「投資は自己責任」ってどういう意味かご存知?【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家Hama氏(ブログ「実践で学ぶ、負けない現代株式投資」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年2月16日11時00分に執筆


「実践で学ぶ、負けない現代株式投資」のHamaでございます。


NYダウの歴史的急落から2週間。

日経平均株価は、1月23日高値24,124.15円から、一時約マイナス12%の下落となりました。

本日は、細かい数字は抜きにして、今回の急落で損失を抱えてしまった個人投資家の皆さんに、ちょっとしたアドバイスを送りたいと思います。

私Hamaは、ここ数回のFISCOレポートでもお伝えした通り、急落前のインバース購入、そして急落底値付近でのレバレッジ購入により、ほぼ想定通り、往復ともにチャンスをものにすることができました。

とてもありがたいことで、改めて、相場に感謝する日々です。
今は、ポジションを引き揚げ、次のチャンスを待っているところです。


■今回の急落で、個人投資家が抱えた含み損

日経平均株価は、2月16日11:00現在、21,700円付近にあり、高値から約マイナス10%の位置までの戻りを見せていますが、今回の急落を受け、大きな含み損を抱えている個人投資家の方も少なくないと思います。

「少なくない」、というよりも、個別株を持っていた大半の個人投資家は、まだまだ含み損を抱えています。

今回の株価急落を経て、多くの個人投資家の方から相談や問い合わせをいただきましたが、その大半は「含み損を抱えてしまったが、どうしたらよいか」というもの。

「逃げ遅れました」「ここまで下落するとは思っていませんでした」「押目と思ったのですが、買うのが早すぎました」

今このレポートを読みながら、同じ思いの投資家の方もいるのではないでしょうか。

今回の相談の中には、数日間で数千万円の含み損を抱えてしまった方もいらっしゃいます。

「損切りした方が、良いでしょうか、、、」

ファンダメンタルズ、テクニカル、誰かからもらった情報、あるいは噂、それぞれ様々な根拠をもとに「この株は上がる」と期待して買うわけです。「木」を見ることには余念がありませんが、その前に「森」を見ている個人投資家は極めて少ないと実感します。

証券会社から提供される様々な投資ツールは、個別株に関する情報が満載です。インターネットの情報もしかりですので、どうしてもその情報に視線が向かうのは仕方のないことだと思います。

投資顧問や証券会社の営業マンの方々も、個別株の推奨や、その情報提供には熱心ですが、相場全体を踏まえた分析・情報提供に関しては、ほぼ「シカト」している印象です。目標の売上げ額、営業ノルマもあるでしょうから、これまた仕方ないことなのかもしれませんが、私たち個人投資家は、たまったものではありません。

時に、人生プランさへも狂ってしまうことになります。


■「投資は自己責任」の意味するところ

「投資は自己責任が大原則」という言葉の意味するところは、(辛辣な言い方をすれば)「個人投資家が大損しようが、人生プランが狂おうが、誰も知ったことではない」ということだと気づきます。

そんな大原則を踏まえれば、私たち個人投資家がなすべきことは、安易に他人の推奨する銘柄に乗っかって儲けようとするのではなく、自分自身の目で相場を見極める力をつける以外にありません。念のため言っておきますが、もちろん推奨銘柄を買うなと言っているわけではなく、自分自身の目で見て、頭で考える必要があるということです。

テレビやラジオのニュースでは、毎日必ずと言ってよいほど、番組の終わりに「為替と株の値動きです」と、市況概況を伝えています。今回の急落で損失を抱えてしまった方は、是非、毎日聞く市況概況の少しだけ延長線上に目を向け、その日の市場変化と向き合うように心がけて見てください。

「為替と株の値動きです・・・」

「ほーほー、そうか。で、今日の市場はどうなっていたんだ?」

「空売り比率が異常だな。」「信用買い残が増えているぞ。」「NT倍率は大きく下落しているな、、、」「新興市場に資金が流れているな。」「外国人は売りまくっているのか、、、」

日々の市場の動きについて、その簡単な振り返りを日課にしてしまえば、5年、10年という月日を重ねると、相場を見る目は格段に違ってきます。

毎日、ちょっとした日記をつけるような感覚で相場と向き合うことで、赤ん坊が少しずつ言葉を覚えていくように、自然と知識や経験値が増え、最終的には、「積み重ね」以外では習得できない「相場観」が身につくようになります。

他人の推奨する銘柄など当てにすることなく、自分の知識と経験値、そして相場観をもって、今回のような急落も、事前に察知することができるようになるはずです。

そして実は「投資は自己責任」の意味が、「投資は、自己責任でないとやっていられない」ということであると気づきます。

1,000里の道のりも、1歩の積み重ねに過ぎません。しかし、1歩1歩の積み重ねで、1,000里の道のりを超えることができます。今回、大きな含み損を抱えた方は、一度自分の投資について振り返ってみて、新しい一歩を踏み出す良い機会にされることを願っています。

自由経済主義の中で生きる私たちの人生は、生活の中で直面するほぼ全ての事が金融市場と密接に関係しています。

幸いなことに、現代はインターネットに十分な情報があふれています。

「相場の勉強」などと意気込む必要は全くありませんが、ちょっとした人生学習の一つに、日々の相場と向き合う習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。


株式投資は「森を見て、木(機)を見る」ことが極めて重要。日々の指標から、「需給」「値幅」「水準」など相場の姿を読み取り、全体相場を把握した上でリスクを評価し、全ての行動を起こすことです。


当ブログでは投資初心者の方のために、「森を見る」ための力を養う「基礎投資学習ツール」と有望な個別銘柄を毎日を抽出する「Stocks」用意しています。


興味のある方はブログ「実践で学ぶ、負けない現代株式投資」からお問い合わせください。それでは、「実践で学ぶ、負けない現代株式投資」ブログにてお待ちしております。


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執筆者名:Hama
ブログ名:実践で学ぶ、負けない現代株式投資



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