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NY原油は40ドルを軸にもち合い続きそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY原油についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、NY原油の現状について、『40ドル越が続かず、上値の重い展開が続いている』として、23日、米エネルギー情報局(EIA)が発表した18日までの週間在庫統計では、『原油在庫は前週比160万バレル減少となり2週連続の在庫取り崩しだった』と伝えています。

ガソリン在庫は『400万バレル減少と予想の60万バレル減少よりも大幅な取り崩しだった』ほか、暖房油在庫は『100万バレルの積み増し予想に対して340万バレルの取り崩しだった』とのこと。これを受けて、『需給の引き締まり期待が強まり一時40.75ドルまで上昇した』と述べています。

しかし、『上値では利益確定売りが優勢となった』とのことで、この背景について『米国では新型コロナウイルスの感染による死者数が20万人を突破し、インド、フランス、スペイン、英国でも感染再拡大に伴うエネルギー需要懸念があり相場の重石になっている』と説明しています。

また、『石油輸出国機構(OPEC)の協調減産を免除されているリビアの生産再開の動きも警戒されている』と指摘。『リビアは増産を図り、今週は1月以来となる石油タンカーへの積み込みが見込まれている』とのことです。

さらにこれらに加えて、『今週はドル高が進み、ドル建て原油に割高感が生じたことも上値を抑える要因となった』と分析しています。

続けて、『新型コロナウイルスによる不透明感はあるものの、世界の経済活動は再開に向けて動き出している』と伝えており、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国でつくる「OPECプラス」について、『今月17日に共同閣僚監視委員会(JMMC)を開き、協調減産の状況を点検した』と言及。『「OPECプラス」の減産が継続していることもあり、下落は限定的だろう』と考察しています。

一方で、『例年この時期は、ガソリン需要は低下する一方で、暖房油需要も盛り上がらないため需要面での押し上げは期待できない』として、『NY原油は40ドルを軸にしたレンジ相場で推移しそうだ』と予想しています。

テクニカル的には、『38~46ドルのレンジで推移しそうだ』と考察し、『ただ、200日移動平均線=42.200ドルにあり、半値戻しの水準とほぼ一致していることから、このレベルを超えると上昇基調を強める可能性もある。ただ、CFTC建玉ではファンドの買い越しに大きな変化はないが』と指摘しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月24日付「【NY原油は40ドルを軸にもち合い続きそう】」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜



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