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姫路のソウルフード「えきそば」 JRホーム売店がリニューアル


 まねき食品(兵庫県姫路市)が販売するJR姫路駅の名物「えきそば」の在来線下りホームの売店が1日、アートを前面に押し出した外装でリニューアルオープンした。世代を超えて「ソウルフード」を楽しんでもらおうと、女性や子どもも利用しやすい装いに一新した。

 中華麺と和風だしを合わせたえきそばの麺はもっちりで、カツオやサバ節などをベースにしただしはやや濃いめ。駅構内の立ち食いスタイルで、男性客を中心に愛されてきた。県外にも出店している。

 1949(昭和24)年の販売開始から75年となるのに合わせ、女性や子ども、25年大阪・関西万博などの訪日外国人(インバウンド)が入りやすい外装を意識した。世界遺産・姫路城やえきそばを食べるお姫様などのイラストが描かれている。

 デザインを担当した姫路市出身のイラストレーター、イヌイマサノリさん(41)は「気楽に入れる店をイメージし、世代問わず楽しめるようにした」と工夫を語る。店内には日本玩具博物館(同市)の協力で、日本の伝統的なおもちゃの駒なども展示する。

 店舗では1日限定75食で、豪華に金箔(きんぱく)を振りかけた「金の大海老(えび)天えきそば」も販売される。税込み750円で7日まで。

 まねき食品の竹田典高社長(42)は「えきそばを子どもにも浸透させて語り継いでもらえれば。地域の食として発信していきたい」と話した。【喜田奈那】

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