新生児の遺体を両手に抱え出頭 死体遺棄容疑で27歳逮捕 埼玉

　埼玉県警本庄署は28日、出産したばかりの女児の遺体を放置したとして住所不定、風俗店従業員、井崎梨沙容疑者（27）を死体遺棄容疑で逮捕した。容疑を認めている。

　逮捕容疑は23日午前7時ごろ、本庄市栄2の集合住宅の一室に女児の遺体を放置したとしている。

　署によると、井崎容疑者は同日、風俗店の待機場所である集合住宅で女児を出産。女児が動かないのを知りつつ、タオルケットにくるんでそのまま放置したという。27日午後1時ごろ、胎盤が付いたままの女児の遺体を両手に抱えて同署に出頭した。「産んでどうすればいいか分からなかった」と話しているという。【鷲頭彰子】