風邪をひきやすいのは「鼻ほじり」が原因かも

冬の病気の定番ともいえる風邪。マスクにうがい、加湿など予防を散々しているのに、なぜか風邪をひきやすいという人も多いでしょう。じつは風邪には、意外な原因があります。風邪をひきやすいのは「鼻ほじり」に原因があるかもしれません。その理由を詳しく見ていきましょう。

風邪をひきやすい人の鼻ほじり

風邪のウイルスが体内に侵入する方法には、手を洗わずにものを食べたり、風邪をひいている人の飛沫感染などがあります。そんななか、鼻ほじりは鼻の粘膜に直接ウイルスをつける危険な行為なのです。

そもそも風邪はウイルスが鼻などの粘膜に付着して、体内に侵入することでかかる病気。鼻ほじりで不衛生な指を鼻へぐりぐりと押し入れることは、粘膜に直接ウイルスを塗るのと同じくらい危険なのです。風邪をひきやすい人は鼻ほじりに注意しましょう。

それでは、どのように鼻ほじりをすれば危険ではないのでしょう。まず指にティッシュをかぶせてほじれば、指が触れることもありません。しかし、ティッシュの繊維は粗いので、ウイルスや細菌は通過するのでこれはNGです。

それならと、アルコール入りで除菌効果のあるウェットティッシュを使うのもNG。アルコールが入っているとかえって鼻の粘膜の正常な働きを妨げてしまいます。逆に、風邪をひきやすい状態にしてしまうかもしれません。

ティッシュをねじって入れるのもNG行為。指を入れなくとも、ねじったティッシュに指からウイルスが付いてしまったらアウトです。また、ねじったティッシュでは鼻の中の固まった汚れは簡単にとれません。

それでは、どのように鼻の中を掃除すれば風邪をひきやすくならないのでしょう？　おすすめの鼻掃除方法を紹介しましょう。まずきれいな手でティッシュを軽くねじって水に漬けたら、鼻の中へ入れて1分ほど放置します。

十分に鼻の中が湿って汚れがふやけたら、やさしく鼻をかむのです。これで粘膜を傷つけずに鼻の汚れを取ることができます。鼻に濡らしたティッシュを入れた姿が恥ずかしければ、暑い飲み物を鼻の下に持って来てもOKです。

コーヒーの香りを楽しむようにカップを鼻の下に当てれば、湯気で鼻の中の湿らせられます。こうして十分にふやかしてから鼻をかめば、ウイルスをの侵入を防ぐことができるでしょう。風邪をひきやすい人は試してみてください。

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