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呼吸筋としても深く関わる腹横筋と脊柱起立筋




呼吸は肺が勝手に膨らんだりしぼんだりしていると思っている人も多いでしょう。しかし、肺にはそのような機能はありません。呼吸筋と呼ばれる筋肉が稼働して呼吸は行われています。そして、抗重力筋として知られる腹横筋と脊柱起立筋は、呼吸筋としても深く関わっているのです。


呼吸筋としても深く関わる腹横筋と脊柱起立筋


呼吸筋には呼息筋とる吸息筋がある


呼吸筋とは、呼吸に関わっている筋肉のこと。呼吸はおもに肋骨に囲まれた胸郭を広げたり縮めたりすることで促されます。内肋間筋筋が収縮して胸郭が狭くなると息が吐き出され、外肋間筋が収縮すると胸郭が広がって息を吸うわけです。


呼吸筋は大きく、息を吐くときに収縮する呼息筋と、息を吸うときに収縮する吸息筋に分けられます。内肋間筋は呼息筋で、外肋間筋は吸息筋ということ。無意識に行っている呼吸ですが、こうした呼吸筋の収縮が欠かせません。


そんな呼吸筋でよく取り上げられるのが横隔膜です。横隔膜は肋骨の下にあるドーム状の筋肉。横隔膜は収縮すると腹腔側に下がるため、胸郭内の空気圧が低くなって吸気が促されます。分類上は吸息筋です。


呼吸筋としての腹横筋と脊柱起立筋


そして、じつは呼吸筋として深く関わっているのが、腹圧を維持する腹横筋と背骨を支える脊柱起立筋。どちらもインナーマッスルの大侠客とも言える存在です。姿勢を維持する抗重力筋としても知られています。


腹横筋は呼吸筋の分類でいうと呼息筋、脊柱起立筋は吸息筋です。腹横筋は息を吐き切るときには不可欠な存在。腹圧を上げて横隔膜を押し上げて。胸郭の容積を縮めます。脊柱起立筋は収縮することで胸郭を広げるのが役割。大量の息を取り込むことを促します。


腹横筋と脊柱起立筋がしっかり働いている人は、ふだんからよい姿勢がとれているもの。逆にいえば、よい姿勢の人は腹横筋と脊柱起立筋が使えているため、結果的に呼吸筋としてもよく稼働。よい呼吸もできていることになるのです。


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