日本最大級のランキングサイトといわれている『gooランキング』が「芸名かと思ったら本名で驚いた意外な芸能人ランキング」なるタイトルの、なかなか興味深い記事を配信していた。さすが「日本最大級のランキングサイト」と謳うだけあって、切り口がじつに面白い。Google様が束ねる優秀なスタッフの面々が日夜う〜んう〜んと知恵を絞り合い、ちょいナナメ目線のニッチなテーマを厳選しているに違いない。

 

で、今回のランキング結果は以下のとおり。

 

1位   米津玄師
2位   石崎ひゅーい
3位   一青窈
4位   土屋太鳳
5位   下條アトム
6位   横浜流星
7位   河相我聞
8位   松坂桃李
9位   剛力彩芽
10位 志尊淳

 

なお、ベスト10外にも本仮屋ユイカ(11位)・大塚寧々(16位)・川﨑麻世(26位)・奥田民生(29位)……なんて、いかにも芸名チックな本名が目白押し!たしかに、どれもこれもが「こんな本名を持ってしまったら最後、芸能人になるしかない」ってクラスの強烈な字面・音感に恵まれた名前ばかりだと言えよう。

 

さて、これら一連の「いかにも芸名チックな本名」をあらためて分析し直してみると、おおまかには

 

(1) ファーストネームとファミリーネームの組み合わせが絶妙な味をかもし出している本名
(2) ファミリーネームが突出的な本名
(3) ファーストネームが突出的な本名

 

……の3つに分類できることに気づく。(1)のケースは米津玄師・一青窈・横浜流星・本仮屋ユイカ(※ただし一青窈はどこまでがファミリーネームでどこからがファーストネームなのかがよくわからない)、(2)のケースは志尊淳、(3)のケースは石崎ひゅーい・土屋太鳳・下條アトム・松坂桃李・大塚寧々・川崎麻世・奥田民生……あと、(1)と(2)の複合型は剛力彩芽、(1)と(3)の複合型が河相我聞といったところだろう。

 

もちろんのこと、名付け親の作為が比較的安易なかたちで働きやすいのは(3)のケースであるが、だとしても自分の子どもに「ひゅーい」だとか、まだ終戦間際なころに「アトム」(※下條アトムは1946年生まれの現在72歳)なんて奇天烈な名前を命名するのは、かなりの勇気を要するのではなかろうか。

 

いずれにせよ、「山田」という凡庸極まりないファミリーネームのもとに生まれ、「勝也」という、やはり今ひとつインパクトに欠けた命名を受け、まだ駆けだしライターだった時代に、暴走族専門誌の編集長から「ゾクと対マンでヤリ合う仕事なんだからオマエも怖い名前にしろ!」との理由だけで有無も申せないままいただいた「ゴメス」なんて適当なペンネームを使い続けている私からすれば、羨ましいかぎりだ。

 

「今ひとつインパクトに欠ける」とはいえ、私は「勝也」といったファーストネーム自体はわりと気に入っている。当たり前の話、仮に私が文筆業の職に就かず、商社やら銀行やらに就職していたなら、そのまま「勝也」を貫きとおしていた。この名前を付けてくれた両親にも大変感謝している。が、「山田」はやっぱり……ね? ちなみに、私がなりたいファミリーネームのツートップは「三宅」「三浦」の「三」つながり。「本名に勝る芸名が思いつかない名前が戸籍に記されている者」は、それだけでもう“選ばれた人間”なのである。なんの分野において“選ばれた”のかは不明だったりもするのだが……(笑)?

情報提供元:citrus
記事名:「 【驚き】この人も本名?!「芸名かと思ったら本名を持つ芸能人」に抱く、はてしなき憧憬の念