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Zeebra「ヒップホップ=金儲け」に異論「第一世代では大成功してる人を探す方が難しい」


Zeebra(2022年3月撮影)

ラッパーのZeebraが26日、X(旧ツイッター)を更新。ヒップホップ文化と金銭的成功についての自身の考えを述べた。

ヒップホップでは大金を手にする欲望をリリックにした曲は数多く、“拝金主義”と評されることも少なくないが、Zeebraは「家賃とか生活費とか生きるには金が必要なのは百も承知の上で 金<文化」と投稿。金銭的な成功よりもヒップホップという文化そのものが重要だとした。

ヒップホップミュージシャンの金銭的成功について「自分の番組では毎日若手からベテランまで様々なアーティストをゲストに迎えて話してますが、誰もが大成功してる訳じゃないです。本場アメリカでも日本でも、ヒップホップという文化を始めた第一世代では大成功してる人を探す方が難しいし、その下地無しでその後のアーティストの成功はあり得ない」と指摘。「それと同時に夢を追いかける若手や中堅が一定数居るから、パイが大きくなって成功した連中の取り分が増える。しかも現在の様に新陳代謝の早いシーンでは、数年前にブレイクしたアーティストでさえ人気が落ちる事もしばしば」と解説した。

また、ヒップホップという文化について「ヒップホップはバトルやビーフなど競争する事も文化の一部ですが、関わる全ての人間が居て初めてこの文化が成り立つんです」と説明。「ビギーや2PAC時代以降しか知らない人にとってはヒップホップイコール金儲けと考える人が居るのも分かりますが、この文化が産まれてその時代が来るまで二十年。その間にどれだけ素晴らしい作品があったか、どれだけの人が今でもその歴史に胸躍らされているか。お金がいっぱいあるに越した事はありませんが、幸福度は金額じゃ量れない」と拝金主義的な考えに異を唱え、「一生を賭けられる文化があるって事が何よりも幸せです」とつづった。

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