クリスマスにホームパーティを予定している人は多いことでしょう。せっかくの大切なイベント、手作りパンにチャレンジしてみませんか。クリスマスリースをイメージした「リースパン」で、クリスマスの食卓を盛り上げましょう。初心者でも作りやすいレシピを紹介します。
リースパンというと、三つ編みのように編むタイプを思い浮かべるかもしれませんが、生地を形成する工程が難しく、作る際に広いスペースも必要です。
今回はちぎりパンタイプのリースパンを作ります。生地は電子レンジで発酵させるので、1時間程度で作れます。サンドイッチにアレンジして、見た目の華やかさをプラス。彩り豊かなリースパンに仕上げました。
基本のリースちぎりパン
今回はサンドイッチにしてリースパンに仕上げますが、練乳入りでほんのり甘い味にしているのでそのまま食べるのもおすすめです。クリスマスのあとは、週末の朝食やブランチ用に作るのもいいですね。
材料(直径18cmのリースパン1台分)
A(牛乳 50g / 水 40g / 練乳25g / 無塩バター 15g)
B (インスタントドライイースト 3g / 砂糖 10g / 塩 2g)
強力粉 120g / 薄力粉 30g / 打ち粉(強力粉) 適量 / 仕上げ用の牛乳または溶きたまご 適量
道具
耐熱ボウル / 泡立て器 / 箸 / スケッパー / ラップ / まな板 / 量り / 布巾 / オーブンシート / 耐熱皿 / ハケ
作り方
生地作り
1. 耐熱ボウルにAを入れ、ラップをかけずに電子レンジ(600W)で30秒加熱する。電子レンジから取り出し、余熱でバターが溶けるまで泡立て器でよく混ぜる(画像1)。
2. 1にBの材料を順に加え、泡立て器で都度よく混ぜる(画像2)。
3. 2に強力粉と薄力粉を加える。箸を握るように持って、ぐるぐるとムラなく70回程度混ぜる(画像3)。
4. スケッパーでボウルについた生地を中央に集め、ひとまとめにする(画像4)。ボウルにラップをかけ、電子レンジ(200W)で30秒加熱する。
成形・焼成
1. スケッパーを使って生地を取り出し、打ち粉をしたまな板の上にのせる。生地を持ち、軽くまな板に叩きつけたあと、生地の表面が張るように丸め直す(画像5)。
2. 量りで計量して生地を12分割(※)する。手につかないよう打ち粉をしながら生地を丸め、ぬれ布巾をかけて5分程休ませる(画像6)。
※今回の場合、生地量290g程度なので12分割すると1つ約24gが目安
3. 2の表面が張るようにきれいに丸め直す(画像7)。とじ目を下にしてオーブンシートを敷いた耐熱皿にサークル状に並べる。全体にふわっとラップをかけて、電子レンジ(200W)で30秒加熱する(画像8)。取り出したら、オーブンを180度に予熱開始する。
4. ラップをはずしたパン生地をオーブンシートごと、天板の上に移す。乾燥しないように固く絞ったぬれ布巾をかける。
※オーブン予熱中は、生地がのった天板を温かいオーブンの上にのせておく。オーブンの上に置けない場合は、温かい場所に置く。
5. パンの表面にハケで牛乳または溶きたまごを塗り、予熱の終わった180度のオーブンで15分程焼く。好みの焼き色がついたら完成。
ポイント
- 型を使わずに焼くちぎりパンは、特に焼き立てはちぎれやすいので、オーブンから取り出す際などは注意。オーブンシートごと持ち上げてパンを滑らすように取り出す。
- 今回紹介した生地は練乳入りで焼き色が付きやすく、注意が必要。焼き始めて10分ほど経った頃から焼き色を確認し、焼き時間を調整する。
具材を挟んでサンドイッチにデコレーション
パンの粗熱が取れたら、カラフルな具材をはさんで華やかなリースパンに仕上げましょう。具材は緑のきゅうりと赤のミニトマトでクリスマスカラーにしています。
材料
ミニトマト 3個(合計12枚になるようスライスしておく) / きゅうり 1/2本(12枚に薄切りしておく) / ロースハム 3枚(十字に包丁を入れ4等分しておく) / マヨネーズ 適量
作り方
1. パンの膨らみ一つひとつの中央部分に、ナイフで斜めに切り込みを入れる(底まで切ってしまわないように注意)。
2. 切り込みにバターナイフでマヨネーズを塗り、 スライスしたミニトマト、きゅうり、2つに折ったハムを挟んでいく。
3. 一周全てに挟んだら、好みでピック(別途用意)を刺して完成。
一口サイズで食べやすいので、クリスマスパーティや女子会にもぴったりですよ。
ミルキーでほんのり甘い生地は、いちごと生クリーム、チョコレートとバナナなどフルーツサンドにしてもおいしく食べられます。好みにアレンジしてキュートなリースちぎりパンを楽しんでください。
大谷翔平・野球ニュース