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その手があったか!ジップ付袋の再利用方法を警視庁が紹介 ほんの一手間で「なんちゃってジップ付袋」に


その手があったか!ジップ付袋の再利用方を警視庁が紹介 ほんの一手間で「なんちゃってジップ付袋」に

 主婦同士の会話で度々話題になる「ジップ付袋を再利用するかしないか問題」。「袋を洗うのが面倒だし、衛生面も心配」という理由から、1回で捨てる「再利用反対派」と、「1回で捨てるなんてもったいない!」と考える「再利用肯定派」の2つの意見にわかれます。

 このどちらのデメリットも解決できるライフハックが、警視庁警備部災害対策課公式ツイッターアカウントで紹介されています。

■ 手順

 警視庁警備部災害対策課公式ツイッターで紹介されていた手順に加え、筆者が実際にやってみて感じたポイントもあわせて紹介します。

 なお、記事下部では重要な注意点も紹介しています。読む場合には最後まで目を通すようにお願いします。

1.ジップ付袋とポリ袋を用意

 使い終わったジップ付袋と新品のポリ袋を用意します。ジップ付袋とポリ袋は同じ大きさのものを選ぶか、大きさが違う場合にはジップ付袋に対しポリ袋は小さい物を選ぶのがポイントです。

ジップ付袋とポリ袋を用意

2.ジップ付袋の口をカット

 次にジップ付袋の口をカットしていきます。切る位置はジッパーから1~2センチほど下あたり。そこを袋の入れ口に沿って真横にカット。ジッパーの部分を切り取ります。

ジッパーのやや下あたりをカット

ジッパーの部分だけを切り取ります

切り離したジップ付袋

3.ポリ袋にジッパーを装着

 最後はポリ袋に先ほどカットしたジッパー部分を装着したら、「なんちゃってジップ付袋」の完成です。

ポリ袋にジッパーを装着

なんちゃってジップ付袋

■ 本来のジップ付袋ほどではないが、液体もイケた

 家にあった冷凍エビを入れて逆さまにしてみましたが、問題なく使えそうです。また、試しに水を入れてみたところ、少量なら大丈夫でした。しかし、袋の半分程入れて逆さまにしたところ、バシャっとこぼれて床が水浸しに……。ポリ袋が挟まれている分、ジッパーの強度は元のままではないようです。

ジップ袋ほどではないが、液体でも大丈夫

■ サイズの小さいジップ付袋で試してみた

 ポリ袋のサイズよりも小さいジップ付袋の口で試してみたところ、強度は下がったものの何とか使えそうでした。ただほんとギリギリ感はあるので、できるならばジッパー部分はポリ袋よりも大きいものを使うほうがまだ無難。

 また、ポリ袋以外にパンやお菓子のパッケージなど厚みのある袋で試しましたが装着できませんでした。

サイズの小さいジップ袋で試してみた

■ メーカーにとっては想定外の使用方法なので試すなら自己責任

 ジップ付袋のメーカーや種類によって、ジッパーの強度に差があるため、一概に便利とは言い切れませんが、「もうよれよれで捨て時かなぁ」と悩んでいるジップ付袋がでてきたときは一度試す価値はあると思います。

 ただし!注意したいのがあくまでこれは「簡易版」。カット前の商品のクオリティは担保されていません。

 メーカーにとっても想定外の使用方法なので、何かあっても保証はされません。やるならあくまで自己責任です。さらに保存期間も本来の使用方法よりは、確実に落ちることは忘れないように。

 よってもし試す場合には、一時的に保存するものだけを入れるようにしましょう。長期使用・保存は不可。またポリ袋は食品保存に適合したもの(食品保存用ポリ袋など)を選ぶのもポイントです。

<参考>
警視庁警備部災害対策課公式ツイッターアカウント(@MPD_bousai

(一柳ひとみ)

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