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弱肉強食の世界が広がる!南アフリカの大自然「クルーガー国立公園」




はじめに


南アフリカには広大な大地と自然、そして多種多様な野生動物たちが生息しています。
その自然や動物たちを保護するために、多くの国立公園があるんです。
今回は、その中でも南アフリカ最大の「クルーガー国立公園」の魅力をご紹介します。

南アフリカの大自然が広がる「クルーガー国立公園」:どんなところ?


クルーガー国立公園は、南アフリカ共和国にある国立公園で、リンポポ州とムプマランガ州にまたがるようして、鳥獣保護区として指定されています。
約20の国立公園や保護区のある南アフリカの中でも、一番の大きさを誇るんです。

総面積は19,485平方キロメートルあり、日本で考えるとおおよそ四国くらいの大きさです。
そんな広大な自然の中で、様々な動植物たちが生息しているんですよ。

南アフリカの大自然が広がる「クルーガー国立公園」:国立公園になるまでの歴史


クルーガー国立公園は、1926年に設立されました。
翌年の1927年に、初めてサファリエリアとして3台の旅行車が公園内に導入され、1928年には180台、1929年には850台と瞬く間に訪問客数を伸ばしていきました。

1959年になると、病気の蔓延を防ぐためと、国立公園内に密猟者の侵入を監視を楽にするためにフェンスが作られることになりました。
このとき、マクレケ地域に住んでいた先住民増のマクレケ族を、強制的に移住させることとなります。

1996年には移住させられたマクレケ族たちの公園内にある、かつての先住地域の地権が認められ、返却されましたが、観光に対する個人的な投資という形でキャンプが建設されました。

そして、2002年にはクルーガー国立公園はザンビーグのリンポポ国立公園とジンバブエのゴナレゾウ国立公園と併せて、大リンポポ越境公園と呼ばれるようになります。

南アフリカの大自然が広がる「クルーガー国立公園」:公園に生息する伝説のライオン


クルーガー国立公園内には、伝説のライオンと呼ばれるホワイトライオンが生息しています。

日本でも動物園などでは見たことがある方も多いと思いますが、野生のホワイトライオンはとても貴重なんですよ。

なぜなら、その白い肌の色から草原の中にいると目立つことから、狩りの成功率が低いので餓死をしてまうんだとか…。そうした理由から、個体数が少ないといわれているんです。

アフリカの神話に出てくることから、野生の白いライオンが発見されるまでは、伝説の生き物でした。
実在するライオンと分かってからは、積極的に保護活動が行われています。

南アフリカの大自然が広がる「クルーガー国立公園」:その見どころ


クルーガー国立公園で1番のメインと言えば、サファリ体験です。
ちなみにここでは、ゲームドライブとも呼ばれています。

このサファリ体験では、野生の貴重な動植物に出会えます。
そして、なによりビッグ5と呼ばれる動物たちを目にすることができるんです!
ビッグ5とは、ヒョウ、ゾウ、サイ、ブッファロー、ライオンといった動物たち。

でも、ビッグ5と出会えるのは運次第なので、心づもりをしておきましょう!

生き生きとした動物たちを間近で見ることができる貴重な体験は、なにものにもかえがたい感動ですよ♡

南アフリカの大自然が広がる「クルーガー国立公園」:公園での楽しみ方


クルーガー国立公園内では、一般的に動物たちが活発に動いている早朝と夕方の2回、サファリが開催されます。
レンジャーと動物を探すトラッカーと呼ばれる人たちとともに、4WDに乗り込んで、サファリ体験を楽しみます。

ちなみに、決められたルートから外れてはいけないなど、ルールがいくつかあります。
同行するレンジャーたちの指示は必ず守りましょう!

宿泊するキャンプによっては、クルーガー国立公園内を歩くことができるウォーキング・サファリや、ゾウの背中に乗って園内を散策できるエレファント・サファリ、空の上から見下ろせるバルーンサファリなど、様々な種類があります。
自分の好みや滞在期間に合わせて、サファリのタイプを選ぶことができますよ。

南アフリカの大自然が広がる「クルーガー国立公園」:公園を訪れる際の注意点


クルーガー国立公園は、亜熱帯性気候です。
また、南半球にあるために日本と季節は逆になります。

夏場の湿度は高く、温度も高いので、熱中症対策や日焼け対策を万全にしましょう!
雨季は9月~5月でその間は蚊も発生するため、マラリアに関する契約が必要となり、費用がかかることがあります。

そのため、クルーガー国立公園に訪れるのであれば、乾季がおすすめですよ。

また、クルーガー国立公園の中で動物に餌付けしたり、植物を勝手に持ち帰るなどの行為は原則禁止されています。
自然保全のためにも規則は必ず守りましょうね。

南アフリカの大自然が広がる「クルーガー国立公園」:公園へのアクセス方法


日本からでもたくさんのツアー旅行が出ていますので、言語などに心配がある方はツアーで訪れるといいでしょう。

個人で行く方は、日本から南アフリカへの直通便はありません。
そのため、経由地から南アフリカの玄関口ヨハネスブルク国際空港へとアクセスします。

日本からの便数の多いヨーロッパの都市からのアクセスは便利ですが、費用が高くつくので、一般的に香港経由でのアクセスが無難な選択ですね。

南アフリカの大自然が広がる「クルーガー国立公園」:併せて訪れたいスポット


クルーガー国立公園で自然の雄大さに触れた後は、人類発祥の地に訪れてみませんか?

人類の先祖と言われている、アウストラロピテクスの頭蓋骨と人骨化石が最初に発見された場所があります。
化石が3,500年間眠り続けた石灰洞窟を有する「スタークフォンテン、スワートクランズ、クロムドライの人類化石遺跡群及び周辺地域」というスポットです。
または「人類のゆりかご」とも呼ばれていますよ。

のちに、エチオピアなどでも発掘や研究がすすみ、“人類のゆりかご”は東アフリカであると考えられるようになりましたが、21世紀に入ってからも新種のアウストラロピテクスの化石がこの地で発見されているんです。
人類の歴史を感じられるスポットなので、ぜひ足を延ばしてみてください♪

おわりに


雄大な自然と数々の貴重な野生動物が生息する南アフリカ「クルーガー国立公園」では、日本では絶対に味わうことのできない感動が待っています。
弱肉強食の社会で生きる動物たちの世界を、間近で感じてみませんか?♡




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