はじめに
岐阜県には、合掌造りの白川郷や下呂温泉など、海外からも人気のある観光名所がたくさん! そんな岐阜県の中でも自然のパワーをめいっぱい感じて、ゆったり癒されるおすすめスポットをご紹介します。
伝説が残る荘厳な景色「養老の滝」
養老郡の養老公園にある「養老の滝」は、「日本の滝百選」にも選ばれている高さ30メートル、幅4メートルの大きな滝。公園内には四季折々の姿を見せる7つの橋や、世界的なアーティスト荒川修作氏と、詩人マドリン・ギンズ氏の構想を実現したアート作品「養老天命反転地」、紅葉スポットとしても人気の「不老ヶ池」などがあり、家族での散策にもおすすめです。
養老の滝は、年老いた父親のためにお酒を飲ませたいと願ったきこりが、足を滑らせ崖から落ちた際滝の水が酒に変わったという「孝子伝説」が伝わる地でもあり、孝行者の息子をたたえて、天皇が元号を「養老」に変えたと言われています。
岩角に当たる荘厳な滝の姿は、夏の風物詩として定着しているのはもちろん、冬の雪景色も幻想的です。
◆養老の滝
住所:岐阜県養老郡養老町高林1298-2
電話番号:0584-32-0501
営業時間(開催期間):9:00~17:00
定休日:月曜、祝日の場合は翌日、12月29日~翌1月3日
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1日遊べる自然の宝庫「ひるがの高原」
キャンプ場やスキー場に加え、分水嶺(ぶんすいれい)公園、湿原植物園や木曽馬牧場など花や動物などと触れあえる施設もあるのが「ひるがの高原」。湿原は、雪溶けとともに顔を出す天然記念物のミズバショウの美しさが有名ですが、ほかにもザゼンソウや桜、秋には真っ赤に色づくコキアなど、四季折々の植物を目にすることができます。
温かい季節になれば山や川でのアクティビティ、冬にはスノーシューが楽しめるほか、分水嶺公園は日本海と太平洋の分岐点という珍しい場所でもあります。
◆ひるがの高原
住所:岐阜県郡上市高鷲町ひるがの
電話番号:0575-72-5000
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歴史に思いをはせる「関ヶ原古戦場」
徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍の歴史に残る合戦の舞台「関ヶ原古戦場」。関ヶ原の合戦と言えば、天下分け目の戦いと言われ、15万人もの人々が討ちあった大きな戦でした。
戦死者を葬った首塚が東西2ケ所に残され、今でこそ昔と変わっているものの、素朴な自然の中でかつての戦いや人々の想い、歴史を感じられる場所です。付近には各武将の石碑や「関ケ原町歴史民俗資料館」があるので、見て回るとちょうどいい散策にもなりますね。
◆関ヶ原古戦場
住所:岐阜県不破郡関ケ原町一帯
電話番号:0584-43-1112
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標高2,000mから見下ろす雄大な自然「新穂高ロープウェイ」
国内で唯一の2階建てのロープウェイ「新穂高ロープウェイ」を使えば、標高2,000mを超える雲上の世界を気軽に体験できます。山頂の西穂高駅口駅は屋上が展望台になっているので、360度のパノラマビューで北アルプスの西穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳などの名山を眺めることができ、四季折々の自然の表情を楽しめます。
各駅にはご当地のお土産や食事処のほか、足湯や露天風呂もあるので、ゆったりとしたひと時を過ごすことができますよ。
◆新穂高ロープウェイ
住所:岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高
電話番号:0578-89-2252
営業時間:8:30~16:00(下り最終、時期により異なる)
定休日:11月30日~12月4日は点検期間
料金:第1・2ロープウェイ連絡1,600円(片道)、2,900円(往復)/第1ロープウェイ 400円(片道)、600円(往復)/第2ロープウェイ1,500円(片道)、2,800円(往復)/チョロQゴンドラ「ばんりゅう号」1,000円/ゴンドラ焼き150円/ロープウェイ(全区間往復)大人2,900円、小学生1,450円/各種障がい者手帳持参者半額
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おわりに
岐阜県の大自然を感じられる観光スポットを4つご紹介しました。自然は四季折々に姿を変えるので、いつ行ってもその時だけの景色が楽しめます。今度のお休みはぜひ、自然のパワーをチャージする旅にでかけましょう!