はじめに
広大な敷地内にスキー場、レストラン、インドアビーチとさまざまな施設があるほか、一年を通してさまざまな宿泊プランを用意し、極上のおもてなしを提供している「星野リゾート トマム」。多彩なスタイルの滞在を可能にする同ホテルの中でも、ここでぜひ体験するべき“4つのポイント”を実際にトマムに行ってきた編集部員Jがレポートします!
photo:代 和佳子
「星野リゾート トマム」で体験したいこと① 「絶景シャンパンバー」でシャンパンを楽しむ
2018年3月の晴れの日限定で開催されている「絶景シャンパンバー」。星野リゾート トマム スキー場内のどこかに日本初の冬山を巡る移動式バーが登場する、というイベントです。
極寒のトマムでも、3月の晴れた日には4℃程度まで気温があがり、寒さに震えることもないんだとか。そんな春を感じられる日を楽しんでもらおうと、今年から開催されています。どこに現れるのかは分からないため、あちこち探す楽しみもありますよ!
晴れの日限定という特別感やどこで営業しているか分からないワクワク感もあり、「絶景シャンパンバー」を見つけたときの感動はひとしお。雪山でシャンパンを飲む贅沢さも、また格別です!
◆絶景シャンパンバー
開催日:2018年3月1日~3月31日のうち、晴れの日限定
※当日の開催可否は、朝8時ごろTODAY'S TOMAMU にて案内。晴れていても、強風などのため実施できない場合もあり
時間:10:00~14:30 (L.O.14:00)
料金:シャンパン 1杯500円~
場所:星野リゾート トマム スキー場
「星野リゾート トマム」で体験したいこと② 「ホタルストリート」でグルメ三昧
2017年12月にオープンした「ホタルストリート」は、日本初のスキーインスキーアウトヴィレッジです。ただ、スキーやスノーボードで遊ぶ際に利用するだけでなく、ゲレンデ内で食事や買い物なども楽しめるという、ウィンターアクティビティをしない方でも楽しめる街並みが魅力。
敷地内にはレストランやショップなど全9店舗があり、なかでも「cafe&bar つきの」や「sweets ゆきの」(写真)のオリジナルスイーツやサンドイッチは必食です。
「cafe&bar つきの」で販売しているサーモンやハスカップといった北海道ならではの食材をミルクパンではさんだ「とまこっぺ」(写真左)は、小腹を満たすのにもちょうどいいサイズ。「ダブルサーモン&オニオン」や「グリーンアスパラ&ツナ」といったお食事サンドイッチはもちろん、スイーツ系サンドイッチの「苺&ホイップ」まで、全8種がラインナップ。価格も380円からとお手頃です。
一方、見た目もキュートな「クープ」(写真右)は、円筒状の器にフルーツやムース、クリームなどをバランスよく組み合わせた一品。「sweets ゆきの」で販売しています。
全15種のうち、人気商品は定番の「苺ショートケーキ」や「ティラミス」とのこと。店員さんのおすすめは、キャラメルソース、洋梨のコンポート、ムースを合わせた「シャルロット」だそう。そのほか、「とうもろこし」やラベンダーが香る「ブランマンジェ」など北海道らしい商品も販売しています。テイクアウトして外で食べるもよし、お部屋でゆっくり味わうのもよし。
このほか、敷地内には多くのレストランがあるので、好みのお店を見つけてみてください。
◆cafe&bar つきの
場所:ホタルストリート
期間:~2018年4月3日
営業時間:11:00〜23:00(L.O. 22:30)
◆sweets ゆきの
場所:ホタルストリート
期間:~2018年4月3日
営業時間:11:00~21:00
「星野リゾート トマム」で体験したいこと③ 「霧氷テラス」で絶景と出合う
空気中の水蒸気や霧が樹木に付着することで、真っ白に化粧したかのように見える現象を指す「霧氷」。麓から雲海ゴンドラ1本でアクセスできる「霧氷テラス」は、木々が白く染まった姿を間近で観察できるスポットです。一面に広がる白い世界は壮観で、晴れた日は青空とのコントラストがより美しい風景をつくり出します。
雪山でこれだけの風景を見ようとするとなかなか大変ですが、「霧氷テラス」なら山登りをするような重装備は必要なし。気軽に絶景が見られ、ゴンドラでの空の旅も楽しめます。
とはいえ、標高1,088mの霧氷テラスは寒さも厳しいため、テラスにある「てんぼうかふぇ」で一息つくのがおすすめ。
フォークを入れるととろりと溶けだしたチョコレートが溢れる「霧氷フォンダンショコラ」(写真手前)や、数量限定の「霧氷コーヒー」(写真奥)は、日中しか販売されないレアメニューです。雪山で温かなスイーツとコーヒーを味わうのも、なかなかできない体験ですよ。
◆霧氷テラス
営業期間:~2018年4月3日
営業時間:8:00~15:00 ※ゴンドラ上り最終時間
料金:大人2,200円、小学生1,300円 ※ゴンドラ往復料金(リフト券をお持ちの方は無料)
「星野リゾート トマム」で体験したいこと④「鮭ルーム」に宿泊する
「トマム ザ・タワー」の最上階にある「鮭ルーム」は、北海道の名産品・鮭をモチーフにつくられた客室です。鮭がデザインされたラグ、ソファ、クッション、マグカップと、とにかく鮭尽くし!
さらに、客室のジェットバスには、いくらそっくりの大きなバスボムやクッションの一部がいくらになっていたりと、遊び心をたっぷり詰め込んだ空間となっています。
部屋を見渡すと、カーテンにも鮭、インテリアにも鮭……。モチーフ探しをするのも楽しいですよ。
こちらは1日1組限定の客室となっていて、昨年も大好評だったそうなので、気になる方は早めの予約がおすすめです!
◆鮭ルーム
利用人数:2名まで
ベッド:シングル(2)
おわりに
さまざまなサービスを提供している「星野リゾート トマム」は、常に新しいおもてなしが登場するため、何度宿泊しても飽きない魅力があります。霧氷を眺められる冬、自然豊かな春、そして雲海が見られる夏と、季節ごとに変化する風景も見逃せません! 次の旅は、ワクワクが止まらない「星野リゾート トマム」へ出かけてみませんか。