はじめに
日本で最も南にある有人島の波照間島(はてるまじま)は、青く美しい海と南十字星が見れることで有名です♪
最果ての島、沖縄県の「波照間島」の魅力と見どころをご紹介します。
南十字星が見れる♡「波照間島」の魅力①波照間島とは
沖縄県の八重山諸島にある波照間島は、有人島としては日本最南端に位置しています。
島には「日本最南端の碑」や「日本最南端平和の碑」が建てられ、島内には日本最南端の郵便局である「波照間郵便局」があります。
年間平均気温は24℃を超え、降水量が比較的多めな熱帯雨林気候で、沖縄県石垣市特有のものとなっています。
南十字星が見れる♡「波照間島」の魅力②島名の由来
波照間島は、沖縄県八重山諸島特有の方言では“我らの島”という意味で“ベスマ”と呼ばれています。
珊瑚礁が隆起してできている島で、“波照間”という字は当て字による表記ですが、琉球や珊瑚礁を意味する「うるま」から、「果てのうるま」に由来するという説が有力です。
南十字星が見れる♡「波照間島」の魅力③波照間島の特産物
波照間島では就業人口の約半数が農業に従事しており、サトウキビを作っている方が多く、製糖が主力産業となっています。
その他にはスイカやメロン、パッションフルーツ、モチキビなども栽培されています。
畜産では、和牛やヤギの飼育も行われています。
沖縄で人気のお酒である泡盛の中でも製造量が少なく、入手困難である「泡波」という銘柄が、この波照間島唯一の酒造所である波照間酒造所で生産されています。
南十字星が見れる♡「波照間島」の魅力④ニシ浜ビーチ
ニシ浜ビーチは西浜とも表記しますが、沖縄では北のことを「ニシ」というため、島の北部に位置しているビーチです。
ここは海の色がとにかく美しいビーチで、日本一綺麗とも言われるエメラルドブルーの海が広がっています♡
また砂浜はとても細かく白いため、海の青と白い砂のコントラストで、両方がより美しく見えます。パウダースノーの様な砂浜は、素足でも楽しめますよ♪
南十字星が見れる♡「波照間島」の魅力⑤波照間島星空観測タワー
南十字星が見れることで有名な波照間島。
日本で南十字星を一番よく見ることができる観測タワーとして有名なのが、島の最南端にある天文台「波照間島星空観測タワー」です。
南十字星を見るのにおすすめの時期は、12~6月です。
観測タワーでは、プラネタリウムにでの天体ショーや、巨大な屈折式望遠鏡を使った天体観測も体験できますよ。
◆波照間島星空観測タワー
住所:沖縄県八重山郡竹富町字波照間3905
入館料:大人300円(10名以上の団体200円)、小人150円(団体50円)
定休日:月曜日・年末年始
開館時間:9:00~17:00/(4~10月)19:00~22:00、(11~3月)18:00~21:00
波照間島星空観測タワー
南十字星が見れる♡「波照間島」の魅力⑥高那崎
波照間島南東部にある高那崎(たかなざき)には、日本最南端の碑があり、約1キロ近く続く断崖絶壁となっていて、荒々しい波が打ち寄せます。
この海のはるか先にはフィリピンがあり、壮大な絶景のパノラマが魅力です!
最南端の碑まで続く遊歩道は、1972年の沖縄返還直前に日本中から石を集めて作った「蛇の道」になっています。
絡み合った蛇の様な形のオブジェで、戦争によって二度と内地と離ればなれならないように、という願いが込められているんですよ。
南十字星が見れる♡「波照間島」の魅力⑦波照間島へのアクセス
波照間島には空港がありますが、現在航空便は就航しておらず、船便のみでアクセスできます。
アクセスは石垣島からの高速船で、所要時間は約1時間です。
高速船は石垣島の離島ターミナルから発着します。
波照間島への航路は黒島を越えたあたりから、揺れが激しくなるので注意しましょう。
海の荒れが大きいため、竹富島など他の離島への航路と比べて、荒天時には運休する頻度が高いので柔軟な計画を立てる必要があります。
波照間島アクセス情報
おわりに
最南端の波照間島へは簡単にはアクセスできないこともあり、絶景への感動もひとしおです。
ぜひ、波照間島でしか味わえない絶景を楽しみに行きましょう!