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重要文化財ばかり!小さなお地蔵様もいる京都府の「六波羅蜜寺」とは




はじめに


六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)は京都府東山にある小さなお寺です。
東山には清水寺があるので、六波羅蜜寺を訪れた方は少ないかもしれません。
ですが下町の一角にあり、魅力がたくさん詰まっているお寺なんですよ。
今回は、知っておきたい六波羅蜜寺の見どころをご紹介します。

京都府・「六波羅蜜寺」の魅力と見どころ▶︎弁財天を祀る六波羅蜜寺


六波羅蜜寺の入り口のすぐ近くに、小さな建物があります。
ここは、七福神の一人である弁財天を祀る「六波羅弁財天」という護摩堂です。

弁財天は川の女神と呼ばれていて、水がサラサラ流れることから舌弁の神様とも呼ばれていました。

時代の流れと共に、才の漢字が財に変わり、商売繁盛など利益を祈願する神様になりました。
また「悲しみなどを水に流し、清めてくれる」として、多くの方が参拝しに訪れている場所でもあるんですよ。

京都府・「六波羅蜜寺」の魅力と見どころ▶︎重要文化財である六波羅蜜寺の本堂


六波羅弁財天を進むと、本堂が見えてきます。
戦火の影響で建物はほとんど残っておらず、小さくなってしまいましたが、六波羅蜜寺の本堂は国の重要文化財に指定されています。

参拝に来た人々が入れる外陣があり、本堂の中を見学することができますよ。
また本堂の隣にはおみくじがあり、よく当たると評判です♪

自分でくじを引くのではなく、受付で生年月日と性別を伝えるとおみくじを手渡してくれます。
すべて手書きで記載されている、他にはない珍しいおみくじです。 京都府・「六波羅蜜寺」の魅力と見どころ▶︎一番の見どころ

京都府・「六波羅蜜寺」の魅力と見どころ▶︎一番の見どころ


六波羅蜜寺の一番の見どころは、やはり仏像です。

六波羅蜜寺には平安・鎌倉時代の古い仏像が安置されていて、すべて木像彫刻の「木造仏」と呼ばれる仏像なんです。

16もの仏像のうち、中でも有名なのは「空也上人立像」です。
六波羅蜜寺の開祖となった人物で、その昔「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えながら京都をまわりました。

唱えた口から6体の阿弥陀が現れたという伝承のまま仏像になり、重要文化財に指定されている像なんですよ。

空也上人立像をはじめとする貴重な仏像は、宝物収蔵庫で拝観できます。

@eo03712が投稿した写真 -

京都府・「六波羅蜜寺」の魅力と見どころ▶︎お地蔵さま


六波羅弁財天を通り過ぎて奥まで進むと、一際目立つ石仏が目に入ります。

小さなお地蔵さまに寄り添っている大きなお地蔵さまは、本堂が解体された後の発掘調査で発見されたものだと言われています。
何故こんなに多くのお地蔵さまが地面に埋まっていたのか、それは未だに解明されていません。

すべて鎌倉時代に作られたもので、大きな石をまるごと刻んで作られたそう。
こういったお地蔵さまを見られるのも、六波羅蜜寺の見どころのひとつなんですよ。

◆六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)
所在地:京都市東山区五条通大和大路上ル東
電話番号:075-561-6980
営業時間:参観8:00〜17:00/宝物館8:30~17:00(最終受付16:30)
料金:大人600円/中学生・高校生・大学生500円/小学生400円
定休日:なし

六波羅蜜寺



おわりに


京都府にある「六波羅蜜寺」は、多くの見どころがあります。
小さいお寺ではありますが、一歩入ると七福神の神や貴重な本堂・沢山の仏像・お地蔵さまを見ることができますよ。
ぜひ、観光へ訪れてみてくださいね。



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