はじめに
草津温泉は、日本三名泉に選ばれており、日本を代表する温泉地です。
周辺にはたくさんの宿泊施設があり、どこも魅力的で迷ってしまう方もいらっしゃるのでは?
今回は草津温泉の旅館に絞っておすすめのお宿をご紹介いたします。
①草津温泉 望雲
1599年(慶長4年の)創業の「草津温泉 望雲(ぼううん)」は、「泉質主義」と言われる草津温泉で、2つの源泉からなる6つのお風呂としゃくなげ庭園と言われる日本庭園が有名な旅館です。
草津温泉 望雲は湯畑から徒歩3分の場所で、ゆったりとした時間を過ごせます。
客室は、本館と雲松庵に分かれていて、和室と洋室、そして源泉かけ流し露天風呂つきの客室も完備。なかでもおすすめなのは、やはり半露天風呂付のお部屋です。プライベート空間で、開放感あふれる温泉尽くしの贅沢なひと時を過ごしましょう。
お料理は、地元の食材をふんだんに使用した和食懐石料理です。温かいものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに提供してくれるので、料理が一番美味しいときに食べることができますよ。草津の味をぜひ味わいください。
◆草津温泉 望雲(ぼううん)
住所:群馬県吾妻郡草津町433
電話番号:0279-88-3251
草津温泉 望雲
②つつじ亭
約5000坪という敷地にわずか10部屋しかないお宿「つつじ亭」です。
約3000坪の庭園は自然林があふれ、四季折々の風情を感じることができます。宿名の通り、つつじの咲き乱れる美しい旅館です。
客室のある「右近」と「左近」と呼ばれる2つの棟は渡り廊下で結ばれていて、適度な距離感がプライベートな空間を確保してくれます。お部屋は、和室、源泉かけ流し温泉付き和室、離れ源泉かけ流し付き和室、特別室の源泉かけ流し半露天風呂つき和室、など全4タイプ。
離れの原泉かけ流し温泉つきの和室では、プライベートな空間で日頃の喧騒を忘れてゆったりと草津のお湯を楽しむことができます。また、離れに滞在の方は食事はお部屋食となるので、周りに気兼ねなく食事を楽しみたい方におすすめですよ。
食事は、月替わりの献立。吟味された旬の素材を活かした創作懐石では、料亭旅館ならではの卓越された技巧と洗練された味を楽しむことができますよ。
◆つつじ亭
住所:群馬県吾妻郡草津町639-1
電話番号:0279-88-9321
つつじ亭
③昔心の宿 金みどり
1902年(明治35年)創業の歴史ある「昔心の宿 金みどり」は、古き良き時代の「昔心」を大切にしてきた老舗旅館。どこか懐かしく、ほっこりとするもてなしに癒されます。
客室は、それぞれ趣の異なるデザインルームとスタンダードルーム、そして特別室の3タイプです。おすすめはデザインルームですが、今回は藍色をテーマとした「藍の美路(みち)」を少しだけご紹介します。
藍と愛を掛けて、“愛を語らう空間に“との思いが込められたこのお部屋は、備品や調度品などの色調をすべて藍色に統一し、落ち着きのある和モダンな造りになっています。和洋室もあるので、布団が苦手な方にもおすすめですよ。大切な人と過ごすのにぴったりですね。
食事は、料理長が心をこめて作った和食懐石料理。地場素材を中心とした日本各地から厳選した食材を組み合わせ、目にも鮮やかな料理を楽しめます。宿に訪れた旅人がおいしいと感じる真心のこもったお料理を味わえます。
◆昔心の宿 金みどり
住所:群馬県吾妻郡草津町162
電話番号:0279-88-2522
昔心の宿 金みどり
④ての字屋
江戸末期に創業された伝統と歴史のある宿です。草津温泉の開湯は源頼朝の上州三原ノ庄鷹狩りのおりとされています。その鷹狩りのさいに案内役を務めていたのが「ての字屋」でした。代々続いてきた「ての字屋」の風格は、四季の風情を感じることのできる庭園や宿の造りに反映されています。
ゆとりと安らぎを感じる純和風の数奇屋作りの客室は、安らぎのなかにも優雅さが感じられ、あわただしい日常を忘れさせてくれる落ち着いた空間です。
食事は、四季の食材をふんだんに使用した彩り鮮やかな京風の懐石料理。舌はもちろんのこと、眼や嗅覚など五感で味わうことができます。
温泉は、草津温泉で唯一の天然岩風呂。乳白色のお湯は神経痛や眼病の効能があり、美肌にも効果があるので滞在中は思う存分湯浴みを楽しんでくださいね。
◆草津温泉 ての字屋
住所:群馬県吾妻郡草津町草津360
電話番号:0279-88-3177
ての字屋
おわりに
草津温泉と言えば、湯もみと踊りショーも有名ですよね。
脈々と温泉とともに流れてきた草津の歴史を感じながら、温泉や美味しい食事を楽しんで、極上の時間を過ごしてください。