はじめに
大阪市北区にある都市型庭園「うめきたガーデン」では、早咲きのスイセンが開花し、可憐な姿で来場者を楽しませています。咲いているのは「テータテート」という小型の品種で、5000株が園内北側のメインガーデン前の花畑を華やかな黄色で染めています。見頃は2月下旬ごろまでです。
見頃は2月下旬ごろまで
「テータテート(Tete a tete)」の名称はフランス語で直訳すれば「頭と頭」。差し向かいでする「内緒話」という意味で、うつむき気味に頭を突き合わせた花が内緒話をしているように見えることに由来するといいます。高さ約10~20センチと小ぶりで、1本の茎にひとつ可憐な黄色い花をつけます。
花と雪を楽しもう!スノーランドも好評開催中
大阪の中心に雪の遊び場登場。兵庫県但馬地方から毎週40トンの雪を運び込み、本物の雪に触れられる「スノーランド」を開催しています。都会の子供たちが雪遊びできる貴重な機会として大人気です。
「うめきたガーデン」とは?
「うめきたガーデン」は、うめきた二期区域の暫定利用コンペで当選した企画で、2016年10月に梅田北ヤード跡地に誕生した約7,500平方メートルの巨大な庭園です。世界的庭園デザイナーである石原和幸氏監修の2本の滝が流れるメインガーデン、「御所の庭」を中心に、壁面に植物を使った「みどりの小径(こみち)」や花咲く丸太小屋(第2期で終了)などで構成。日々変化しており、第2期では欧風のガーデンや花のメリーゴーランドを新設。花畑も随時植え替え、常に季節の花々が満開です。
第3期目となる「うめきたガーデン FINAL」では、花咲く丸太小屋の跡にフローラルウッドガーデンを設置。うめきた農園の跡地に散策路を設けた小庭もつくりました。花も50種類10万株から、80種類12万株に増やし、緑や花が少ないといわれる大阪の「みどりの種」となるべく活動を続けています。
期間:~2018年3月18日(日)
開場時間:10:00~17:00(入場は16:30)
料金:一般(大学生以上)1,000円、小・中・高生500円※未就学児は無料(保護者の同伴必須)※障がいのある方は半額。同伴者1名まで半額