はじめに
2月1日(金)神保町エリアにオープンした「MANGA ART HOTEL, TOKYO」は、「眠れないホテル」をコンセプトにしたマンガ体験ができるホテル。一晩中マンガに夢中になる、特別なステイを体験しませんか?
「MANGA ART HOTEL, TOKYO」がオープン!
2020年の東京オリンピック開催の影響もあり、年々加速度的に増加する外国人観光客。とくに会場となる東京に多くの人が集まってきている今、神保町エリアに新たに「MANGA ART HOTEL, TOKYO」がオープンしました。マンガをひとつのアートとしてとらえ、そのよさを多くの人に伝えたいという思いから「眠れないホテル」をコンセプトにした宿泊施設です。
何かのついでや、暇つぶしにではなく、ただひたすらマンガの世界に浸ってしまう“一晩中マンガ体験”=“漫泊”ができるとして、ホテル内には5,000冊を超える紙のマンガが用意されています。
新たなマンガとの出会いが生まれる本棚
白を基調としたシンプルな空間のほとんどを本棚が締め、5,000冊を超える紙のマンガが用意されています。日本国内では電子コミックが紙のマンガの販売を上回りましたが、そんな今だからこそ、手にとって読むからこそ得られる出会いや感動を求め、アートの観点から選書されたマンガに注目が集まっています。
キュレーションされたすべてのタイトルにおすすめコメントがつけられているので、普通の書店で陳列されているだけではありえなかった本との出会いも生まれます。外国人観光客のために、英語版のコミックも用意されています。すべての本が購入可能なので、気に入った本や読み終わらなかった本はぜひ家でゆっくりと読み直しましょう。
ホテル内を歩いてそのまま眠れるオリジナルパジャマ
2月中旬からオリジナルグッズとして、パジャマブランド「Nells」とコラボレーションした「着替えのいらないパジャマ」が販売されます。寝ることを楽しむためのパジャマブランド「Nells」は、そのデザイン性の高さから、室内だけでなくワインマイルウェアとしても機能するパジャマを手がける注目のブランドです。
コラボレーション第一弾のテーマは「MANGA」。マンガの「KOMA(コマ)」を着ることで夢の中でもマンガのイマジネーションが広がるかも!? 本棚のエリアを歩けてそのまま眠れるパジャマは、「MANGA ART HOTEL, TOKYO」の滞在にぴったりです。ホテルの受付だけでなく、WEBサイトでも購入が可能なので、気になる人はぜひチェックしてみて。
山之内淡氏がデザインした快適な空間
「MANGA ART HOTEL, TOKYO」の建築設計はArchitects of the Year 2017を受賞した新進気鋭の建築家である山之内淡氏が担当しています。受付ゾーンと、水回りのあるゾーン、そしてマンガルームの3つのゾーンに分かれた空間構成で、不思議なマンガの世界に入り込んでいくような設計になっています。
プライベートカーテンで仕切られた男女別の35のベッドルーム、貴重品ロッカー、シャワールーム、スリッパの貸し出しなどがあり、コンパクトながらも快適な滞在ができるようになっています。
◆MANGA ART HOTEL, TOKYO
住所:東京都千代田区神田錦町1-14-13 LANDPOOL KANDA TERRACE 4F・5F
おわりに
2月1日に神保町エリアにオープンした「MANGA ART HOTEL, TOKYO」は、一晩中マンガに夢中になれるホテルです。時間を忘れて、ほかのことは何もしないでただマンガを読む夜を過ごしに足を運んでみませんか?