はじめに
いざ旅行プランを立てようとすると、何から初めていいかわからない、という方も多いのではないでしょうか。今回は、旅行の楽しみを最大限に引き出す、プランの立て方のポイントをご紹介します。
旅行プランのかしこい立て方①旅行の目的を決める
「旅行に行きたい!」と思い立ったとき、まず始めるのは予算の設定……ではありません。まずは旅行の目的を決めましょう。「美味しいご当地グルメを堪能したい!」「絶景を見に行きたい!」など、旅行に出かける目的を最初に再確認しておきましょう。予算から考えはじめてしまうと、限られた選択肢の中から選んでいく形になってしまいます。友人や恋人など、だれかと一緒にいく旅行ならなおさらです。
そうではなく、まず思いつく目的を紙に書いてみて、実現できそうなものを絞っていき、さらに天候などに対応できるように他の希望・目的も控えて置くと、スムーズに動きやすくなります。
一緒に行く家族や友達に相談して、他の人の目的も一緒に叶えられるように考える事も大事です。
旅行プランのかしこい立て方②目的が決まったら情報を集める
旅行は一人旅や友人、家族など、旅行に行く人の構成によっても旅行プランが変わってきます。まずは、旅行中にどのように動きたいか、動けるかどうかをきちんと確認しておきましょう。
たとえば一見万能に見える、希望の観光スポットがすべて含まれたパッケージツアーがあるとします。確かにたくさんの場所を短い日程で見てまわりたい人には向いていますが、ゆったりと旅行したいという希望の方にはスケジュールがタイトで向かない……なんてことも。
メリットとデメリットを考えていくことが必要です。
旅行プランのかしこい立て方③優先順位をつける
訪れる目的や場所の情報を把握したら、次の段階へ。パッケージツアーであればいくつか候補を準備し、優先順位をつけておきます。個人旅行の場合も同様で、宿や観光スポット、アクテビティ体験など項目別に優先順位をつけておきましょう。その際、それぞれの項目に複数候補を用意しておくのがおすすめです。
旅行プランのかしこい立て方④最終的に予算を決める
旅行プランを立てる方法として、一番はじめに「予算」から考える方も多いですよね。予算内に収まるように旅行することが目標、ということであれば問題ありませんが、そうではない場合、予算のせいで出来ることが限られてしまう場合があります。
旅行には交通費や宿泊費、食事代、お土産代のほか、旅行のための準備資金も必要になります。色々な妥協点が出てきてしまうと、せっかくの旅行も不完全燃焼で終わってしまう可能性が大きいのです。
内容重視の旅行であれば、最初にやりたいことをリストアップしてから、費用を加味してあとから調整する、といった風に最後に予算を決めるのがおすすめです。もし予算が足らないようであれば、ひとまず今回は諦めて貯金をしてから再チャレンジするのもひとつの方法。理想の旅行をするためと、貯金のモチベーションがあがるかもしれません。
おわりに
もし理想の旅をしてみたい、と思っているのであれば、決してお金で妥協しないことです。妥協できるか、できないかで旅行プランを立ててみると、自分がどんな旅をしたいのかが分かるはずです。ゆっくりじっくり、自分なりの旅行計画を立ててみてください。