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《9番目の芸術》ルーヴル美術館が認めた「漫画」の展覧会とは




はじめに


7月22日から森アーツセンターギャラリーにて開催される展覧会、「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」。
実は、あのフランス・パリにある、ルーヴル美術館も漫画を“芸術”と認めてくれているんです♪
漫画大国の日本としては嬉しい限りですね。
今回は、日本からも大人気漫画家が参加した、こちらのアート展の見どころをご紹介します。
森アーツセンターギャラリーで開催!ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」①フランスのマンガ文化

森アーツセンターギャラリーで開催!ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」①フランスのマンガ文化


7月22日から9月25日まで、森アーツセンターギャラリーで開催される「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」展。

漫画は広く大衆に広まり、日本独自のマンガ文化というものが根付いていますよね。
実はフランスにも、独自のマンガ文化が存在します。

それが“バンド・デシネ(BD)”。
フランス語圏で古くから発展してきた漫画文化で、「タンタンの冒険」などがバンド・デシネの源流とされています。

バンド・デシネの特徴としては、大衆的な漫画もありながら、絵画のような緻密なタッチの漫画も存在するという点。
大人も子どもも楽しめる漫画、それがバンド・デシネなのです。 森アーツセンターギャラリーで開催!ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」②9番目の芸術

森アーツセンターギャラリーで開催!ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」②9番目の芸術


バンド・デシネという独自の漫画文化を築いてきたフランス。
その流れの中で、現在では漫画は、「建築」「彫刻」「映画」などに続く、9番目の芸術という位置づけとなっています。

漫画は、近年では評論・研究の対象となっているのです♪

あのルーヴル美術館も漫画を芸術として認め、世界に広くルーヴル美術館をアピールする手段として、今回の「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」が企画されたのです。 森アーツセンターギャラリーで開催!ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」③ルーヴルが漫画でアピール!

森アーツセンターギャラリーで開催!ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」③ルーヴルが漫画でアピール!


ルーヴル美術館が行っている、「ルーヴル美術館BDプロジェクト」。

漫画という芸術を通して、より多くの人々にルーヴル美術館の魅力をアピールしよう、という試みです。

日本人漫画家を含む、フランス国内外の漫画家がプロジェクトに参加。
自由にルーヴル美術館を描いてもらう、という企画になっていて、既に11作品が登場しました。

このプロジェクトは現在も進行中で、「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」では描き下ろしの作品を中心に、貴重な原画や資料が展示されるんです。

日本からは、荒木飛呂彦(あらき ひろひこ)さん、谷口ジロー(たにぐち ジロー)さん、松本大洋(まつもと たいよう)さん、五十嵐大介(いがらし だいすけ)さん、坂本眞一(さかもと しんいち)さん、寺田克也(てらだ かつや)、ヤマザキマリさんが参加します! 森アーツセンターギャラリーで開催!ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」④展示内容は3部構成

森アーツセンターギャラリーで開催!ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」④展示内容は3部構成


森アーツセンターギャラリーで7月22日から開催される、「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」展は、大きく分けて3つの章で構成されます。

第1章は「偉大なるルーヴル美術館」。
世界一の来場者数を誇るルーヴル美術館の表の顔に焦点を当てた、漫画とのコラボレーション作品が展示されます。

第2章は「ようこそ異次元の世界へ」。
200年以上の歴史をもつルーヴル美術館の裏の顔を、漫画の自由な発想力で描き出します。

第3章は「時空を超えて」。
長い歴史を持つルーヴル美術館の未来に焦点を当てた、アートな漫画が展示されます。

どれも、迫力のある展示となるようなので、楽しみですね♡ 森アーツセンターギャラリーで開催!ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」⑤音声ガイドにも注目!

森アーツセンターギャラリーで開催!ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」⑤音声ガイドにも注目!


森アーツセンターギャラリーで7月22日から開催される、「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」展で注目のポイントが、音声ガイドなんです!

なんと、大人気声優の神谷浩史(かみやひろし)さんが、音声ガイドを務めます。

神谷浩史さんといえば、ワンピースの「トラファルガー・ロー」、おそ松さんの「チョロ松」、進撃の巨人の「リヴァイ」の声でもおなじみ♪
透明感のある声が魅力で、ファンの方も多いですよね♡

そんな神谷浩史さんのガイドを聞きながら、漫画の世界に浸ってみてはいかがでしょうか?

◆「ルーヴル美術館特別展 ルーヴル No.9 ~漫画、9 番目の芸術~」
期間:2016年7月22日(金)~9月25日(日)
会場:森アーツセンターギャラリー 六本木ヒルズ森タワー52階
住所:東京都港区六本木6-10-1
料金:一般1,800円、高・大学生1,200円、小・中学生600円
※音声ガイドつき前売り券あり

ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」



おわりに


いかがでしたか?森アーツギャラリーで開催される「ルーヴル美術館特別展 ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」をご紹介しました。
アメリカンコミックとも違う、フランスの漫画アートの世界観♡
日本人漫画家も参加する、芸術的な漫画展にぜひ遊びにいってみてくださいね!




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